腰の痛み　50代男性

2週間前から、後頭部が重く、ぼーっとしている。仕事に集中出来ないくらい頭が重く、支障が出ている。1ヶ月前から右肩凝りを自覚し始め、首・肩全体が辛い。

来院時の症状

・起床時に頭痛がある。
・首を反らせると首が痛い。
・右側の首筋から肩にかけてが張っている

施術後の経過

初回来院時、首・肩・背中がカチカチに凝り固まっていました。首の可動域も低下し、頭と首をつないでいる後頭下筋と呼ばれる小さな筋肉が縮こまっている状態。後頭部の頭痛は、この部分の血行が悪くなった結果、起こっていると考えられた。首肩周りの筋肉や関節にしっかりと動きをつけ、可動域を広げた。その結果、頭痛がほぼなくなった。2回目は3日後に来院。仕事に支障が出るような頭痛は全くなくなり、首からの軽い凝り程度になった。現在メンテナンス中。肩周りを効果的に伸ばすストレッチを指導した。

担当　コメント

自覚症状がなくても、知らず知らずのうちに、首肩に力が入る癖がついていて、突然痛みや凝りを自覚するケースは少なくありません。今回のケースは、緊張性頭痛ですが、首肩周りの凝りが直接的な要因となっていました。後頭下筋が硬くなる要因としては、PC作業時などに、画面をのぞき込む際、頭が前方に引っ張られ、顎が上がった姿勢が大半です。その他、寝不足やストレスなど、交感神経が高ぶった状態だと、筋肉に力が入りやすくなります。自発的に力を入れているわけではないので、自覚しづらいです。体が十分リラックス出来ていないと、疲労感が抜けなかったり、症状が長引く傾向にあります。重症化する前に、早めに対処しておくことが必要です。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

2016年07月05日 18:09更新