右のお尻が痺れるように痛い（ぎっくり腰） 30代男性

 前日の夜、帰宅後徐々に腰痛が出てきた。最初はそれ程強くなかったので痛みを我慢したまま寝、起きたら動けないくらい強い痛みになっていた。

来院時の症状

前屈（身体を前に曲げる動作）、イスから立つ、ベッドから起き上がる、靴下を履く、などの動作で強い痛みが出る。
じっとしている時はそれほど痛みがない。
右の腰部と臀部にわずかに感覚鈍麻と熱感。痛みは無いが、違和感が常にある。

施術後の経過

初回は患部が炎症を起こしている可能性があったため、痛みの中心である右腰部ではなく、骨盤前面の筋群や股関節、腰椎などを調整し患部の負担を下げるようなアプローチで進めた。術後、痛みはあるものの、前屈系の動作は可能に。2回目来院時、動作時の痛みはほぼない状態だがじっと座っていると右腰部に鈍痛がある状態。3回目では朝だけ少し痛みがあるものの、ほとんど日常生活に支障がない。4回目以降は疲労が溜まったときだけ腰に張りを感じる程度で以前のような辛さはない。以降、月に1回程度のペースでメンテナンス目的に来院中。

担当　コメント

ぎっくり腰とは、急に発症した強い痛みの腰痛、の総称でその原因は様々です。ぎっくり腰の原因の一つに過度なストレス、が挙げられます。仕事でストレスが重なったり、環境が変わったり、プレイベートでトラブルがあったりなど、生活の中でのストレスが溜まっていることも強い痛みを引き起こす原因になりえます。普段からストレスを溜めすぎない生活をすることも、症状の予防には大切です。
この患者さんは転勤、引越しなどドタバタしている真最中にぎっくり腰を発症しました。
幸い、発症後すぐに来院していただいたので新しい勤務地での仕事が始まる前に痛みを抑えることが出来ました。その後のケアも集中して続けたれたので再発もない状態でキープできています。

2014年01月29日 10:19更新