50代男性　両足の痛みとしびれ

大田区在住の男性が両足の痛みとしびれを訴えて来院。3年ほど前に腰痛があり、整形外科では椎間板ヘルニアと診断された。半年ほど前から歩いていると足の痛み・しびれが出るようになり、脊柱管狭窄症と診断を受けている。2週間前から足の痛み・しびれだけでなく、腰の痛みが強くなってきたが、薬が合わないため、なにか他のケアができないかと考え、ＴＲＩＮＩＴＹカイロプラクティックに来院した。

来院時の症状

・歩行・立ちっぱなしで両足にしびれが出る。
・しばらく休むと落ち着いてくる。
・腰から殿部にかけての痛み。
・安静時でもふくらはぎから足裏にはしびれが残る。

施術後の経過

1回目
脊柱管狭窄の問題と、ここ2週間で急に強くなってきた腰、足の痛みは別の問題が存在していると考えました。筋肉の状態や股関節の動き、骨盤の傾きなどに問題が生じ、姿勢の崩れも目立ちました。体を支えるバランスが崩れ腰や足に負担が大きくなり痛みが強くなってしまったのだと思われます。オーバーワークとなっている筋肉、骨盤や股関節のバランスを改善したところ、痛みはほぼ消失するところまで改善しました。
しかし、しびれ感は残っており、こちらは脊柱管狭窄の問題が大きく関わっていると考えられます。
2回目
腰、足の痛みは再発していませんでした。薬を飲まないとつらい、という状況にもならなかったようです。ご本人の自覚としては、ここ半年の悩みである歩行時の足のしびれ・痛みに戻った、という実感のようです。脊柱管狭窄の症状ですが、症状を軽く出来るよう体のバランスを改善し負担を軽くするケアを行いました。
その後1週間に1度のペースのケアで5回目には痛みやしびれが出ない日もあるようになりました。歩行できる距離も伸びており、改善を実感していただいております。

担当　コメント

脊柱管狭窄の症状では歩行時の足のしびれや痛みなどが良く知られています。つらい症状を改善しようとして、身体の使い方にバランスの崩れが起こったり他の部位に負担が大きくなり、痛みの範囲が広がったり問題が複雑になってしまうことが多くあります。
脊柱管狭窄症の病態を変化させることは出来ませんが、身体にかかる負担を軽減して症状を軽くすることはカイロプラクティックの施術で効果が期待できます。 是非、一度ご相談ください。

2012年08月08日 11:20更新