40代男性　肩こりと慢性腰痛のため来院

デスクワークが日常的に多いビジネスマンの男性が慢性的な肩こりや腰痛を感じ始めたのは、30代前半。30代後半から慢性的になり、辛くなったらマッサージや整体に行って一時的に辛さを凌ぐようなことを繰り返していた。しかし、ここ数年は辛くなる事がほぼ毎日で、マッサージや整体に通う頻度が多くなっていた。マッサージや整体では効果が持続せずに翌日や2日後にはまた痛くなってしまうことが繰り返されたため、根本的に改善させていくにはどうしたらいいのかを考え、TRINITYカイロプラクティックに来院した。

施術後の経過

初回：どちらがメインで辛いかを聞いたところ、腰痛のほうが痛みを感じるためまずは腰痛から改善させて欲しいと訴えていた。
2回目：初回の施術直後は前かがみや後ろ反らしの動作がかなり楽になり喜んでいたが、その後仕事で数日間過ごしたら痛みが戻って、「今はいつもと同じくらい」と訴えていた。
3回目：施術直後の状態は同じように良くなり、その後の経過も痛みは戻って来ているが今までに比べて半分くらいになっていると訴えていた。
4回目：来院期間はまだ1週間以内であったが(ちょうど1週間後の週末しか来れない)今まで施術を受けてもすぐに戻ってしまう状態に比べると大分ましな状態が維持できるようになってきた。
5回目：1週間保てるようになってきたため、2週間に1回に間隔を広げた。やはり2週間最後のほうになるときつくなってくると訴えていた。
6回目：仕事の忙しさにもよるが、まだ2週間はきつくなるといっていた。しかし、やはり前のすぐ戻ってしまっていた状態に比べると大分ましだといっていた。
7回目：1週間は全然大丈夫になり2週間は症状が出てくるがそれほど辛くなくなってきた。その為、肩の方も時間を割いて施術をしていくようにした。
8回目：腰の状態は大分保てるようになり、肩は腰部の初回と同じような状態であった。
9回目：現在は腰痛は2週間でもほとんどなくなっていたため、腰部に関してはもっと間隔を空けてもいいと伝えたが、患者自身肩こりも同じように楽にしていって欲しいと訴えているので、現在は肩も含めた全体的なケアを行っている。

担当　八住コメント

この方の症状は典型的な不良姿勢と慢性的になって、長い期間が経過してしまっているので、一時的な改善は出来ても、持続的に状態を保つには期間が掛かるだろうと伝えていました。
施術後、症状の改善を出来ても仕事は継続して行っていかなければならず、その為の負担がかかり、また症状が再発するということが繰り返されていました。
しかし、骨格構造を改善させて姿勢を良くさせる事によって同じような生活環境でも負担の懸かり具合が低下させられるため、以前よりも辛く感じる強さが軽減したり、良い状態を維持できる期間が長くなってきたようです。
その場だけの効果よりも根本的に改善させてその状態を長持ちさせていけるようになったほうが良いので皆さんも根本的な改善を目指していきましょう。

2011年05月13日 13:06更新