バドミントンでの肩の痛み　40代女性

2ヶ月ほど前からバドミントンをすると右肩に痛みが出ていた。スマッシュやバックハンドの動作で痛みが出る。整形でレントゲンをとってもらったが、特に異常無いとのこと。日常生活で支障はでていないが、何とかしてほしい。バドミントンをした日の夜は寝ている時に肩がズキズキすることが多い。

来院時の症状

・右肩　屈曲　問題なし
　　　　外転　30度で痛み、120度よりも上に上げるとより痛くなる
・右側の肩甲骨が左側に比べ外に流れている
・右肩が左肩より前に出ている

施術後の経過

肩関節(肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節)に対してアプローチ。周りの筋肉や関節の柔軟性をつけた。肩の動きでの痛みはなくなった。
1週間後、バドミントンでの痛みは出たが、前ほど強くなかった。
3回目、やっぱり痛みはあるが、以前よりも7割減、バドミントンをした後(夜)のズキズキも感じなくなった。
5回目、ほとんど痛みは出なくなった。

担当　コメント

今回のケースは肩甲骨が本来の位置になく、肩の可動域が減少していた状態でスポーツを続けていたことが原因と考えられます。さらに言えば姿勢が悪かったことが原因です。
肩甲骨、肩関節の動きをしっかりとつけることで筋肉に余計な負担をかけない状態にして、背筋を伸ばせるように背中にもアプローチしたことがよかったと思われます。

2013年04月23日 15:01更新