30代男性　突然の肩の痛みと指の痺れ

来院の2週間前に特に思い当たる原因もなく、左肩甲骨の上に痛みを感じた。2日経ったくらいから腕にまで痛みは広がり、親指と人差し指に痺れが出るまでになった。マッサージに行き改善されると思ったが、肩のハリが緩和された程度で腕の痛みや痺れなどは改善されなかった為、他に原因があるのではないかと思い横浜市港北区のTRINITYカイロプラクティックに来院した。

来院時の症状

・ 何もしていない状態で肩甲骨の上の部分と腕の痛み、親指・人差し指の痺れがある。
・ 症状は朝に一番強く現れる。
・ 頸部の可動域の検査では、左右の回旋は問題なく行えるが、屈曲で左肩甲骨の上の部分が突っ張る感じと、伸展で指先の痺れがより強くなる。

施術後の経過

初回の施術後は、肩のハリは残るものの痛み自体は4割減で指の痺れも軽減している状態。
2回目の施術は4日後に来てもらい、肩の痛みは半減しており、親指の痺れはほぼ感じない状態。人差し指の痺れに関してはあまり変化なし。腕の痛みは、頸部の過伸展で出てくる。
3回目の来院時には、肩の痛みはあまり気にならなくなった。人差し指の痺れは朝方に出てくる以外は気にならなくなった。
4回目の施術後、肩、腕の痛み、指の痺れも状態は良い。
その後は、メンテナンスとして継続して来院中。

担当　コメント

この方の症状は、①頚椎の可動制限、②筋肉の過剰な緊張、③神経の圧迫の3つの問題が重なって起こっている可能性がありました。どの問題も単独で起きているわけではなく、頚椎の可動制限が筋肉の過剰な緊張を作り、その筋肉の緊張によって腕に向かう神経が圧迫され痛みや痺れを起こしているような状態でした。施術では、神経を圧迫している筋肉の緩和操作を行い痛みや痺れを軽減させ、併せて頚椎の可動性を改善させることも行いました。施術を重ねる度に改善が見られたこともあり、さらに頸部への負担を減らす為に全身に施術を行っていきました。現在は、たまに肩にコリを感じる程度でその後痺れや痛みは出ていない状態で、全身のメンテナンスをしています。

2018年11月04日 14:41更新