20代男性　野球で投球時の肩の痛み

大学まで野球部、社会人になってからも草野球でピッチャーをしており、2年前に連投してから肩の痛みが出始めた。それからは動かすと痛くなるのを繰り返していた。ここ半年くらいは特に調子が悪く、投球時の痛みに加え、投球後に肩から腕にかけての痺れも残るようになった。このままでは改善する余地が無いと思い、のTRINITYカイロプラクティックに来院した。

来院時の症状

・投球時に肩関節の痛み、投球後の肩から腕にかけての痺れ｡
・左棘下筋（肩甲骨の筋肉）を押すと圧痛及び腕の痛みが誘発。
・肩関節後面に圧痛。
・右の肩甲骨の可動域が著しく低下。

施術後の経過

1回目の施術後、肩関節及び肩甲骨の可動域が改善。野球をしなかったため、痛みの誘発は無し。
2回目の施術後、肩関節及び肩甲骨の可動域が改善したため、投球時の動きがスムーズになった。痛み、痺れともに少し減少した。
3～4回目の施術後、投球時の痛みは少し気になるが、投球後の痺れは消失した。
5～6回目の施術後、投球の痛みが消失、肩を大きく後に引いたときに少し気になる程度に改善した。

担当　コメント

今回の症状は、肩関節及びインナーマッスルの問題でしたが、肩甲骨の動きの悪さも関係していると考え、施術と並行して肩周りのストレッチや運動指導を行っていきました。患者さん自身がそれを積極的に実践してくれたため、早期に改善できたと思います。
野球やゴルフなどのスポーツによる反復損傷で症状が長引いている場合、放置して運動を続けているとなかなか改善しません。的確な施術を受けることをおすすめします。

2018年11月04日 14:45更新