40代女性　何度も繰り返すぎっくり腰

大田区在住の女性がぎっくり腰を訴え来院。腰に手をあて、小股で少しずつしか歩けない。このような症状は前々から現れていて、20年以上前から年に1～2回あるという。今回は一週間前にぎっくり腰になり、安静にしていて3割ほど良くなったがまだ痛みがあり、日常生活が困難なため来院した。

来院時の症状

・中腰で痛みが増す(角度は20°が限界) ・腰を反らすことは出来ない ・腰椎の前弯の減少 ・背中、腰、内ももの張りが強い

施術後の経過

初回は痛みが強かったため関節の矯正は行わなかった。骨盤周りの筋肉の協調性を整えるように施術をした。
二回目は二日後、痛みは半減、可動域も上がった。前回の施術に加え、背中の筋肉や脚の方にもアプローチした。
四回目、一週間あけると症状が戻り始める。処方したストレッチをすると楽になる。
七回目、二週あけてもたまに痛みを感じる程度。腰を曲げる動作や日常生活での動作で痛みが出ることは無くなった。
現在、三週間に一度のペースで再発防止のメンテナンス中

担当　森コメント

この方は骨盤周りの筋肉の協調性が上手くとれてなく、常に腰に負担をかけている状態だったことが毎年ぎっくり腰を起こす原因になっていたと思います。以前までぎっくり腰になっても整体やカイロなどで体の状態を整えた事が無かったようなので、今までの負担の蓄積もあったため改善に少し時間がかかったと思われます。
このように長年体のケアをしていないと症状がある状態が体にとって普通(通常)になってしまうため、早い段階での体のケアをオススメします。

2012年10月05日 17:01更新