日曜大工でぎっくり腰　40代男性

先週の休みに庭で作業をしていた。長時間中腰をしていたためか、終わった際に腰に違和感が出た。念のため当日、翌日と出来るだけ横になって安静にしていたが、痛みはさらにひどくなった。週明けの二日間は歩ける状態だったため仕事へ。その翌日、翌々日は痛みが強く、起き上がれなかった。今朝病院に行ってレントゲンを撮ると、椎間板ヘルニアと診断された。

来院時の症状

・デスクワーク ・壁を支えにしながらならなんとか歩ける状態
・前屈はできない。後屈は10度
・座ってなら前屈45度
・腰の背骨付近右側の部位に熱

施術後の経過

初回の施術は超音波を使い炎症を抑えるアプローチをした。その後、お腹の筋肉の緩和や骨盤や股関節の動きをつけるように施術を行った。施術後は来院時よりも痛みは落ち着いた。しかし、まだ動きがぎこちない。
二回目は翌日、昨日よりは痛みも治まり動かせる幅も広がった。が、まだ怖い。立った状態での前屈は5度、座った状態でなら腰痛は出ない。初回と同じように施術を行い、今回は腰の筋肉、腰の背骨にも軽くアプローチした。
三回目は二日後、そこまで悪くない。立った状態で前屈すると45度で腰痛が誘発されるが、それ以外の動きは痛みが出ない。前回と同じ施術を行った。
四回目は一週間後、状態は悪くない。日常生活に不備が出るようなことはない。
五回目は一週間後、調子よい。もう痛みは感じない。色々と動かしても平気。

現在、一ヶ月に一度のペースでメンテナンス中

担当　コメント

今回のケースは中腰姿勢のとりすぎで腰の一部分に負担が集中したことから起こるぎっくり腰だと思われました。初回来院時に腰の部位に熱があったため炎症が残っていたんだと思われます。最初に超音波で炎症を抑えたことが早期改善につながったと思われます。
デスクワークは座っての作業が続くので同じ場所に負担がかかることが多いです。おそらく、普段の身体の使い方がすでに腰に偏った負担をかけるような状態になっていたのでしょう。その状態で中腰姿勢を長時間取ったために今回の症状が発症したのだと思われます。

2016年01月17日 15:12更新