長時間座っていると出るお尻の痛み　40代男性

半年ほど前から座っているとお尻に痛みが出るようになった。整形外科を受診すると『腰椎椎間板ヘルニア』と診断を受けた。元々慢性的な腰痛持ち。以前から整体やマッサージにはよく行っていた。そこではあまり改善が見られなかったため、トリニティカイロプラクティックに来院した。

来院時の症状

・PC作業
・動作で痛みが誘発されることはない
・一時間ぐらい座っていると両方のお尻に痛みが出る（特に右側が強い）
・症状が出た後はしばらく歩行でも痛い

施術後の経過

初回は右の股関節を中心に施術を行い、骨盤の可動性が悪くなっていたのでそちらもアプローチした。
二回目は一週間後、悪くなかったが昨日・一昨日と研修で座りっぱなし。症状が誘発された。それまでは良かった。
三回目も一週間後、座っていても痛みが出ることは無くなったが、長時間座った日の夜に少し痛みが出るようになった。
四回目は二週間後、お尻の痛みは無くなり、腰痛もほとんど感じない程度には落ち着いた。
現在、三週に一度のペースで来院中

担当　コメント

今回のケースは椎間板ヘルニアの症状というよりも、長時間座っていることによってお尻の筋肉が常に緊張することを覚えてしまい、股関節の動きを悪くしたことが原因だと考えられます。股関節にしっかりと動きを付けたうえで骨盤の可動性や、お尻の筋肉の柔軟性を付けたことで症状が緩和されたんだと思います。おそらく、長年感じていた腰痛も股関節が原因だったのでしょう。お尻の痛みとともに改善が見られました。

2015年12月25日 17:42更新