3~4年前から続く首の痛み 50代男性　

 3~4年前から慢性的に首痛みが続いている。肩こりも以前からあったので酷くなるとマッサージに行く生活を続けいていた。1年くらい前から首の痛みが悪化してきてマッサージを受けてもきかなくなってきた。首を動かすたびに左肩にびりっとした痛みが広がるのでどうにかならないかとトリニティカイロプラクティックに来院した。

来院時の症状

明らかな円背（猫背）
左の頚部伸筋群に緊張
左上部僧帽筋、肩甲挙筋に過緊張
脊柱全体の可動性とくに腰部と頚部のスプリングが低下
首の屈曲　30度で左肩甲骨の上角付近に痛みが現れる
首の伸展　10度程度で上部胸椎や頚部に痛みと詰まるような違和感

施術後の経過

初回：慢性的な姿勢の悪さや運動不足によって脊柱の可動性と安定性が下がり、姿勢を維持するための筋肉に日常的に負荷がかかっていると考えられる。脊柱を中心に施術を行い、姿勢維持筋への負荷を減らす。また左頚部へは筋膜リリースを行った。
2回目：痛みは半減。首の張る場所が以前より範囲が狭くなって来た。
3回目：痛みはあまり感じないが、違和感がややある程度
4回目：だいぶいいが出張など移動の時は少し辛くなる。
5回目：ほとんど日常きにならない。

担当　コメント

姿勢の悪さは見た目の問題以上に、慢性的なコリや痛みの原因となります。姿勢維持筋とよばれる背骨を安定させる筋群は持久力があるため少々の負荷では自覚症状がでませんが、日常的に負荷が続くと耐え切れず痛みやコリがあらわれてしまします。筋肉へのマッサージは一時的な効果はありますが、コリの原因である姿勢、とくに背骨のバランスを変えることはできません。慢性的なコリや痛みでお悩みでしたらマッサージだけでなくカイロプラクティックによる根本的な施術をおすすめします。

2013年10月16日 15:03更新