長時間座っていて起こったぎっくり腰　30代男性

 先週長時間座って仕事をしていて、立ち上がった瞬間に動けないほどの腰痛に襲われた。病院ではＭＲＩを撮影して「腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛」と診断された。安静にしているが痛みが引かないため、インターネットでトリニティを見つけ来院した。

来院時の症状

・右足は地面から浮かせることが困難
・足をひいている（引きずって歩いている）
・立ったり座ったりするのも激痛
・右足の太もも後面が刺す様に痛い（チクチク）

施術後の経過

初回は痛みがひどかったため座ったままで施術を行った。お尻の筋肉に過緊張が見られたので、股関節の可動性をつけると同時に緊張をとるように施術を行った。
二回目は三日後、靴下をはくような動作や前屈みで少し痛みは出るが、歩く分にはスタスタ歩ける。腸腰筋など腰を安定させる筋肉を整えるように施術。
三回目は一週間後、ほぼ痛みを感じなかった。寝起きに少し出る。

担当　コメント

今回のケースは長時間座っていたことによってお尻の筋肉に負担が集中したため引き起こされた急性腰痛だと思われます。横に寝ることも難しそうだったので立位、坐位で施術を行いました。お尻の筋肉は骨盤を支えるために頑張っている筋肉ですが、硬くなりすぎてしまうと骨盤や股関節の可動性を低下させる原因になります。
仕事上仕方ない部分はあると思いますが、長時間同じ姿勢での作業は体にとってよくないので定期的に休憩を入れましょう。

2014年06月24日 15:22更新