20代男性　歩いたり運動すると悪化する腰痛

就職後、徐々に腰痛を感じるようになる。就職2年目には慢性的な腰痛を感じる。最近では1時間程度歩くか、運動をした次の日に腰痛が悪化する。徐々に症状が悪化しているので気になり来院。

来院時の症状

・体を後ろに反らすと症状が強くなる。
・1時間歩くと腰痛が悪化する。
・運動をすると次の日の朝から腰痛が出る。
・反り腰（腰椎過剰前弯）

施術後の経過

初回：反り腰の要因となる筋バランスや関節の動きを中心に施術。術後、体を後ろに反らしたときの痛み軽減。
2回目（7日後）：2日前に3時間歩き、腰の重だるさは感じたが腰痛にはならい状態。
3回目（21日後）：歩いた後、運動した次の日の腰痛が消失した状態。
現在、腰痛の再発リスクを軽減するため、2週から3週の間隔でメンテナンスをする。

担当コメント

この方は学生時代に陸上競技をしており、その頃から反り腰に気づいていたようです。反り腰は背骨の後ろにある椎間関節に負担がかかりやすく、加えて学生の頃に比べて筋力が低下したことが原因で腰痛が出現したと考えられます。
腰痛を軽減するには筋力を強くすることも必要であるが、反り腰がある状態でウォーキングやランニングをすると症状を悪化させる可能性があります。
まずは体の状態を改善させることから始めることをおすすめします。

2012年08月29日 16:23更新