20代男性　突発的に起こる一瞬の腰痛

大田区在住の男性が腰痛を訴え来院。4～5年前から慢性の腰痛を持っており、3週間ほど前から腰を曲げる、歩行中などに突然激痛が襲ってくるが、次の瞬間には消えている。その他に長時間座ったあと立つ時や、寝起きでも痛みが出る事がある。

来院時の症状

・立位体前屈・・・今日は痛みは出ない
・腰の伸展(反らす動作)は20度で痛みがでる
・咳、くしゃみでの腰痛の誘発は無い
・腰椎の可動性減少
・慢性の腰痛によって腰に常に違和感がある

施術後の経過

初回はお腹の筋肉と腰椎の可動性をつけることを目的に施術を行なった。
施術後は腰が軽く、違和感もほとんどなくなったとのこと。お腹のストレッチを処方。
2回目は3日後、中腰や歩行中の痛みは出なくなった。寝起きの痛みも弱くなっているが、まだある。
3回目は1週間後、海外出張のため飛行機に8時間以上座っていた時に、少し腰痛を感じたぐらい。それ以外に腰痛は感じなかった。

現在、再発防止のため3週間に一度のペースで来院している。

担当　森コメント

この方は仕事がデスクワークで、背中を丸めた状態(猫背)を長時間とっているとのこと。
そこから腰椎の前弯が消失し、腰に負担のかかる状態になっていたと思われます。腰椎のカーブをつける施術と患者さんが熱心にストレッチに取り組んでくれたことが早期に改善した理由だと思います。

2012年04月15日 21:20更新