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症例報告|肩こり・首の痛み

肩こり・首の痛み

4日前に発症した寝違え 30代女性【肩こり・首の痛みの症例】

来院のきっかけ

4日前に寝違えを発症。翌日痛みがピークになり、外出できないほど(現在テレワーク中)。痛み止めを飲んで耐え忍んでいたが、このままでは出社できないと思いインターネットで検索し、当院に来院した。

 

来院時の症状

全体的に首の可動域が減少。特に左側屈が顕著で痛みが強い。次に伸展の動作がつらい。

痛み止めを飲んでいるので、いつもよりは動かせているとのこと。

この症状に伴って腕にしびれが出たり、頭痛が出たりするようなことはない。

もともと慢性的な首コリ、肩こりはある。

 

施術と経過

姿勢をチェックすると左肩が前方に出るように体感が捻じれていること、首から左肩までの筋肉が過緊張を起こしていることがわかった。

肩関節、肩甲骨の可動域を改善させてあげることで姿勢と過緊張は正常に近くなった。

首の可動域の低下には斜角筋が大きく関係している疑いがあり、機能を取り戻すように施術を行った。

痛みは9割減、可動域も改善したので初回の施術は終了した。

2回目は1週間後に来院。

5日目まで調子が良かったが、一昨日から少し痛みが出始めた、とのこと。

左側屈の可動域が少し減少していた。

3回目は2週間後、寝違えの症状はほとんど感じない。以前から感じていた肩こりにアプローチしてほしいとのこと。

 

現在、3週間に一度のペースでメンテナンス中

 

担当 コメント

今回のケースは慢性的な肩こりを放置していたことにより、知らず知らず姿勢が崩れて首の筋肉に負担をかけていたことが原因と考えられます。

寝違えやぎっくり腰は日常生活での体の使い方も悪さで引き起こされることが多いです。逆に言えば日常生活の体の使い方を改善してあげれば防げる症状でもあります。

日々のケアを怠らないよう、体操やストレッチを意識してみてください。

2024年09月27日 16:32更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

頭痛薬が効かない、慢性的な肩こりからの頭痛【肩こり・首の痛みの症例】

来院までの経緯

 

学生時代から慢性的な肩こり首コリ

肩こりが酷くなると頭痛が出る。

2週間前から毎日頭痛が出るようになった

午後から夕方にかけてだんだん頭痛が悪化する

頭痛薬(イブプロフェン)を飲むがあまり効いた感じがしない

顎の噛みしめ、歯ぎしりが強く、歯科でマウスピースを作った

呼吸が浅い自覚がある

 

来院時の症状

後頭部と側頭部(こめかみの周囲)に重い、ズーンとした頭痛

頭と肩が体の前に出ている、いわゆる猫背、巻き肩の姿勢

後頭部から肩、背中にかけての筋の緊張と柔軟性の減少

頚椎、胸椎の伸展方向(体を反らす方向)への可動性減少

腰椎の過伸展(反り腰)

咀嚼筋の過緊張(噛むときに使う顎周りの筋肉)

 

 

施術と経過

頭痛の症状が強いためまず頭痛に影響が強い考えられる僧帽筋や後頭下筋、咀嚼筋群の緩和操作と筋膜リリースを行い、頭痛が半減。その後、頚椎、胸椎、肩甲骨周囲の骨格の可動域を取り戻すためモビリゼーション、アジャストメント。

姿勢維持に関与する脊柱や四肢の関節などへの施術を行った。

術後、頭痛は若干残るものの、気にならない程度。「姿勢が良くなった感じ、身体が軽い」

2回目以降は2~4週間に1回程度の施術で頭痛の再発予防と、慢性的な肩こりのケアを行っている

 

 

担当 コメント

顎と首、肩の症状は非常に関連が深く、どれも頭痛や肩こり、顎の痛みの悪化要因になります。

それらは相互に関連しているので顎だけ、首だけ、肩だけのアプローチでは不十分で症状に変化が見られない場合があります。

顎や首肩の痛みがある場合はその関連性を理解した上で姿勢のバランスや可動性、筋緊張など総合的な施術をするほうが効果的です。

トリニティカイロプラクティック蒲田では、症状に関わらず全身のコンディションをチェックして、関連性の有無を考慮したうえで施術を行います。

痛いところ、つらいところだけのアプローチでは変化しなかったという方にも、お力になれるかもしれません。

 

2023年09月26日 15:18更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

慢性的な肩こりからの頭痛 【肩こり・首の痛みの症例】

来院のきっかけ

1週間前から左の後頭部、こめかみあたりにかけて頭痛がある。

ズーンと重いような痛みでたまにズキズキと痛む。

横になっていても痛いときがある。

身体を動かしているときは比較的気にならない。

デスクワークなど、じっと座って作業をしていると症状が強くなる気がする。

肩こりは美容院などで指摘されることがあるが、

慢性的過ぎて自覚的には辛さをあまり感じていない。

 

来院時の症状

左の後頭部にズーンと重いような痛み

首を下に向けると頭痛が悪化する

首と肩が前に出た、猫背、巻き肩の姿勢

 

施術と経過

特に上半身が丸まって首肩を支える上部僧帽筋や脊柱起立筋群、後頭下筋群などに負担がかかっている状態で、胸郭、頸椎の前面の筋群の緊張が強い

上半身の可動域の改善と姿勢維持筋の機能回復を考慮したアプローチを行い、後頭部や頚部にかかる慢性的な負担を軽減させる。

2回目の施術以降は頭痛の再発はなく、普段の首肩の疲労感も軽減している。

ご本人的には、もともと肩こりの自覚はあまりなかったが、

一度楽な状態を経験すると今までの状態がけっして良い状態ではなかったと感じられるようになり、なるべく楽な状態をキープしたくなってきた。

 

担当 コメント

慢性的な肩こりの方はその状態に慣れてしまって、あまり辛さを自覚されない場合もあります。

しかし痛くない=良い状態ではありません。

自覚はなくても継続して負荷がかかっているので、どこかで限界を超えると強い痛みが生じたり、

腕、指の痺れやめまい、頭痛など体調不良の原因になることもあります。

酷くなる前にご相談いただければ、重症化の予防や姿勢の改善など、早めに良いコンディションを得やすくなります。

2023年09月16日 9:55更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

定期的に繰り返す寝違え/寝違いと慢性的な首肩コリ 30代女性【肩こり・首の痛みの症例】

来院のきっかけ

以前から慢性的に首コリや肩こり、背中のコリがある。

仕事で座って手元の細かい作業を行うため、目や首肩、背中は常につらい

ここ数年で喘息のような症状が出るようになり、咳が続いたり息苦しい感じになりやすい。

数日前に首を寝違えてしまい、まだ首を動かすと痛みがある。

数か月に一回、多い時には月に数回首を寝違えることがある。

整形外科でストレートネックと指摘されたことがある。

 

来院時の症状

首と肩が前に突き出たいわゆる猫背の姿勢

首や背中を反らす動作をすると痛みがある

顔を左右に向ける動作をすると首が痛い。

咳や息苦しさがある

 

施術と経過

初回:首や肩の呼吸の補助をする筋群の過緊張を緩め、胸郭と頸椎を中心とした関節の可動域へのアプローチを行う。

寝違えの部位は若干の炎症の可能性があったので直接は触らず、その部位の負荷を減らすように頚部のバランスを調整した。

2回目(3日後):寝違えの痛みはほぼなくなった。

首も元通り動く。肩こりや首コリは普段と同じくらいの辛さ。

初回と同様に頚部と胸郭、とくに呼吸と姿勢の維持にかかわるエリアの施術を中心に行う

3回目(1週間後):首肩コリは、8割くらい減。以前より呼吸が楽な気がする

4回目以降、来院頻度を調整しながら継続して施術している。

 

 

担当 コメント

咳やくしゃみは、首や背中の痛みの原因になることがあります。これは咳やくしゃみの際に頭部や頚部が前後に強く動くためそれを支える筋肉、骨格に負荷がかかることや、咳くしゃみを繰り返すことで呼吸に関与する筋肉が疲労を蓄積してしまうためと考えられます。

いわゆる「肩こり」の時に痛みを出す筋肉で主なものに上部僧帽筋や肩甲挙筋などの筋肉がありますが、これは呼吸の際に補助的に使われる筋肉でもあるため、咳くしゃみで肩こりが悪化したり、寝違えの原因になります。

カイロプラクティックで咳やくしゃみを止めることはできませんが、繰り返す咳くしゃみで蓄積してしまった疲労や負担をリセットすること、骨格をニュートラルに戻すことで、首肩の痛みにアプローチすることができます。

 

 

2023年08月15日 10:03更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

頭を絞めつけるような頭痛と慢性的な首のハリ 20代女性【肩こり・首の痛みの症例】

来院のきっかけ

学生時代から慢性的に肩こりと首のこり、頭痛がある。

仕事を始めてからさらに悪化していて、定期的にマッサージや整体などケアを受けている。

頭痛はひどいときは痛み止めを服用しているが以前より効きが悪くなっている気がする。

ここ2週間ほどで頭痛が悪化、内科・脳神経外科を受診したが大きな異常はなく、肩こりや首コリが影響しているといわれた。

処方された頭痛薬を飲んでいるがあまり効果を感じない。

 

来院時の症状

頭と肩が前にでた猫背(ストレートネック)

顔を上に向けると首が痛むので、うがいなどが辛い

背筋を伸ばそうとすると背中が痛む

自分で首肩をストレッチしようとするが、痛みが強くて無理

 

施術と経過

頸椎、胸郭の前面にある屈筋群の緊張が強く、頸椎胸椎の可動域が減少している。

上半身を中心に筋緊張を緩和するストレッチや筋膜リリースを行い、脊椎の可動域を上げるモビリゼーション、アジャストメントなどの施術を行う。

初回の術後に頭痛はほぼ消失。

 

2回目来院時(1週間後)、 頭痛は3日くらい出なかったがその後再発、薬を飲んだのは1回程度。

3回目来院時(2週間後)、頭痛は出なかった。肩こりはあるが、以前よりは楽。

4回目来院時(3週間後)頭痛は出ていない。肩こりも感じるが辛いと感じるほどではない

5回目以降、2~3週間に1回の頻度で継続して施術を行っている。頭痛は出ることもあるが月に1,2回程度、薬を飲まなくても耐えられるようになってきた。

 

担当 コメント

頭痛には色々な原因があり、強い頭痛では脳や内科的な疾患が疑われる場合もあります。急に強い頭痛を感じたり、これまで一度も頭痛を感じなかった方が強い頭痛を感じた場合などは念のため脳神経外科や内科などで器質的な異常がないか調べてもらうのも良いと思います。

一方、病院を受診してMRIやCTなど検査をしたりしても頭痛の原因がはっきりしない場合、肩こりや首コリなどの筋緊張が原因の頭痛の場合もあります。

我々は筋肉や骨格のバランスを調整して、関節や筋肉の負担を軽減させる施術を行いますので、いわゆる「肩こり」「猫背」「ストレートネック」「姿勢の悪さ」などのせいで症状が出ているケースなどは得意分野です。

同様なお悩みがあるようでしたら、ぜひご相談ください。

2023年08月14日 11:00更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

慢性的な頭痛と肩こり 30代男性【肩こり・首の痛みの症例】

主訴

コロナ禍以降、テレワークがメインになって以前からの慢性的な肩こりと頭痛が悪化している。

頭痛は後頭部あたりにズキズキする痛み。週に数回から多いと毎日。平日も休日も出る。

耐えられないときは頭痛薬などを飲むが、毎日薬を飲むのも抵抗がある。薬を飲まずに耐えられる程度にまで頭痛と肩こりを何とかしたい。

 

来院時の症状

上半身が丸まった猫背の姿勢

頚部から肩、背中にかけての筋肉の緊張が著しい。

胸郭の柔軟性の低下

利き手がわの肩から腕、指にかけて、屈筋群の緊張が著しい

 

施術と経過

胸郭の柔軟性が低下して、呼吸が浅くなっているので、胸部、頚部、肩甲帯に加え腸腰筋、腹筋群など呼吸関与する筋、関節にアプローチ。また姿勢の前後バランスに対する施術とストレッチ、エクササイズを指導。

術後は呼吸がしやすくなり、「頭がスッキリした」感じがする

2回目来院時、肩こり、頭痛の頻度は半減、痛みの強さも当初の3割程度。

3回目来院時、肩こり、頭痛はあるが、薬を飲むのは週に1回あるかないか程度。

以前よりは全体的に楽な状態を保っている

 

月に1~2回程度の施術を継続している。

 

担当 コメント

肩こりからくる頭痛はよく見られるものですが、肩こりの対策をしっかり行えば頭痛の予防、軽減は可能です。胸郭(胸の肋骨で囲われているエリア)の柔軟性が低下すると呼吸が浅くなり、肺から身体に酸素を取り入れる効率が落ちてしまいます。

姿勢の悪さや慢性的な肩こりは胸郭の柔軟性の低下につながり、さらに血液に酸素を取り入れる効率も落としてしまうので、脳や筋肉、内臓にも酸素を届きにくくなってしまいます。

たかが肩こり、と侮らず早めのケアをオススメいたします。

 

 

2021年12月12日 14:00更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

在宅勤務(テレワーク)で首の痛み、肩こりが悪化 30代男性【肩こり・首の痛みの症例】

主訴

以前から慢性的に肩こり、首の痛みがあったが、コロナ禍で在宅勤務になり通勤がなくなったことで外出する機会が減少。動かない時間が長くなり、首の痛みと肩凝りが急激に悪化してきた。

朝起きると首が固まっている感じがする。昼にかけて少しマシになるが、夕方以降は首肩の痛みが気になってしまって仕事に集中できない。週に3回くらいジョギングをしているがリフレッシュにはなるが首肩の痛みは改善しない。

 

来院時の状態

猫背

下部頸椎の可動域が亢進(不安定性)

胸郭の柔軟性が低下

呼吸が浅い

良い姿勢を取ろうとすると、かえって息苦しいきがする。

 

施術と経過

頚部、肩、胸部が前後でバランスを失って、身体前側の筋群の緊張が著しく強い。

また以前首を自分で鳴らす癖があったとのことで、頚椎の安定性が悪い箇所があるため、安定性を補おうとして頚部の筋肉の緊張が過剰になっていた。

 

体幹とくに胸郭の安定性と可動性をあげ、頸椎の負担を減らすことと、頚屈筋、伸筋を正しく動かせるようにエクササイズを行わせた

2回目以降、忙しい時間帯には辛さはでるが当初ほどではない。首の痛みも朝夕は辛いが、痛みの程度は減少傾向

3回目以降、首の痛み、肩こりともに、時間帯によっては痛みを感じるが、動作時の強い痛みはなくなった。また仕事を中断したりせずに済むようになっている。

月に2回程度の頻度で継続して施術を行っている。

 

担当 コメント

デスクワークのかたは、仕事中にほとんど立ち歩くことがないため、テレワークで通勤通学などの時間がなくなると、一日中ほとんど動かないことになってしまいます。

エクササイズやストレッチ、こまめに休憩したりなど、体に負担を蓄積しないように努力することが必要です。

ご自身のケアでどうにもならない状態でもカイロプラクティックで姿勢のバランスや身体の動きを取り戻すことで辛さや痛みの程度を少しでもベストな状態に近づけるお手伝いができます

 

 

2021年12月10日 13:50更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

慢性的な肩こりと頭痛 30代女性【肩こり・首の痛みの症例】

主訴

小学生くらいから慢性的に肩こりがあり、週に1,2度は頭痛がでる。肩こり対策も兼ねて週に3回ほどジムで運動しているが、肩こり、頭痛の改善は見られない。

これまでも整体やカイロに通っていたが凝っている場所をマッサージされるようなアプローチばかりで改善が見られないので、本格的なカイロプラクティックの施術を経験してみたい。

 

来院時の症状

顎が前にでるような猫背の姿勢(クレーンネック/ストレートネック)

頚部伸筋群に緊張と圧痛、収縮時痛がみられる

腰椎の伸展可動域亢進(反り腰)

トレンデレンブルグ徴候 左 陽性

左股関節の伸展可動域減少、殿筋群の緊張が強い

 

施術後の経過

初回の施術では姿勢のバランス 特に 股関節、骨盤、腰椎の連動性と体幹の安定性の改善と、頭頸部の前後のバランス改善を中心に施術を行った

初回の施術で肩こりは主観的には8割減

2回目来院時までに頭痛は出なかった

3回目以降も 疲労がたまったときなど一時的に頭痛が出ることはあるが、持続的に痛みが続くことはあまりない。

月に1回程度のメンテナンスケアを継続している

 

担当 コメント

カイロプラクティックでは 痛みがある場所だけにアプローチすることは、まずありません。痛みや症状がある場所には、そこに負荷をかける原因が必ずあります。姿勢のバランスであったり、生活習慣のクセだったりするその痛みの原因にたいして施術を行っていきます。患部に対してストレッチやマッサージや鍼、電気治療などを行っているけど、なかなか改善しないという場合、カイロプラクティックを試してみる価値はあります。

 

 

2021年12月08日 13:48更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

マスクによる頭痛、耳の痛み 30代女性【肩こり・首の痛みの症例】

<主訴>

・1年くらい前から仕事中など後頭部や耳の後ろ、こめかみなどに頭痛が出る

ズーンと重いような頭痛だが、たまにピリッとした痛みが瞬間的にでる

・午後から夕方など一日の後半に悪化することが多い

休日など家から出ないときはあまり頭痛が出ない

・美容院にいったとき、頭皮がすごく凝っていると指摘された

・肩こりや首のコリが以前より酷い

・入浴後から就寝までは少し楽。

 

<来院時の症状>

・首から肩、背中にかけて筋肉の緊張がつよい

・頭部、とくに咀嚼筋群(顎を動かす筋肉。ものを噛むときに使う筋)や、耳周囲の組織が柔軟性が少なく、触ると痛みがある。

・口が開きにくい

 

<施術と経過>

側頭部、後頭部から首、背中にかけてが非常に筋緊張が強く、ホットパックなど温熱療法を併用して筋肉の緊張を緩和する施術を行なった。

とくに耳の周りの組織が柔軟性が低下しており、耳周囲の筋膜リリースを行うと、後頭部、側頭部の頭痛が軽減するようだった。

 

コロナ禍になってからも職場まで通勤を続けているが、家以外では常にマスクをつけている状態でマスクによって耳周囲の組織の柔軟性が低下したことも頭痛に関連していると考えられる。

肩こり・首こりのケアと並行して頭痛のセルフケア、耳の筋膜リリースなどを指導した。

初回以降は強い頭痛は無くなり、月1~2回のメンテナンス施術を継続している。

 

<担当 コメント>

コロナ禍以降、外出時はマスク着用が当然といった世の中になりました。

マスク、とくに不織布マスク、サージカルマスクと呼ばれるタイプのマスクでは、耳にかけるゴムがきつく感じられる場合もあります。

マスク着用中はゴムによって耳を前方に引っ張られる力が加わるため、耳の周囲にある筋肉や筋膜が緊張を強いられます。

耳の後ろや後頭部には耳介側頭神経、小後頭神経などの神経や後耳介動脈などの神経・血管も走っているため、耳の周囲のトラブルによって頭痛が起きるリスクがあがるのです。

これまでも花粉症の時期などには、マスクによる頭痛で来院されるかたがいらっしゃいましたが、コロナ禍以降は多くの患者さんで耳周囲の筋・筋膜の問題が見られる印象です。

 

マスクを手放せない生活がまだまだ続くと思われます。

上記のようなお悩みをお持ちでしたら、是非われわれにご相談ください。

 

 

 

 

2021年03月16日 9:12更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

20代男性 階段を降りていただけなのに首が傾いた・・・【肩こり・首の痛みの症例】

4年前に、交通事故にあい頚椎捻挫をした事がある。当時は、かなり辛い状態だったが、2年ほどで安定した。昨年10月に、首・背中・右肩・に痛みを感じるようになり、整形外科を受診。レントゲンで、頚椎が後彎していると指摘された。この症状は、3ヶ月ほどで良くなった。今年に入り、少し調子が悪いと自覚していた。今朝、階段を降りている最中に「グキッ」となり首が右に激しく傾いた。痛みで、首を動かすことが出来ず、歩行の振動も痛みを誘発する。あまりにも辛いので、仕事を休み、TRINITYカイロプラクティックに来院した。

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2018年11月04日 14:44更新  カテゴリ:肩こり・首の痛み

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