トレーニングで股関節に出た痛み　40代男性

2か月前にスポーツジムの自転車のマシーンを使用していて、数日後左の股関節に痛みが発現。
2日後には消えていたが、歩行の際足を引きずっていると指摘された。
痛みのせいで可動域が低下、靴下をはくのが逆足に比べて難しい。
胡坐をすることも厳しい。

来院時の症状

・胡坐の際、可動域の制限があるためスムーズに足を組むことが出来ない
・じっとしていると痛くない
・前屈はできるが、股関節は動かせていない感じ
・立ったままズボンをはくことが困難

施術後の経過

初回は股関節周りと下肢の状態を整えるように施術を行いました。痛みは残るものの強さは減っており、可動域は僅かだが回復した。
二回目は一週間後、胡坐の時は痛みが出る。立ったまま靴下を履けるようになった。痛みを感じる頻度も少なくなった。
三回目は二週間後、胡坐をして前に体重をかけるようにすると痛みが出るが、普通の胡坐なら大丈夫になった。まだ右足に比べると左足の動きが硬い。

現在、三週間に一度のペースで左股関節の可動域の改善を行っている

担当　コメント

今回のケースは骨盤のところから股関節に伸びている腸骨筋が一番悪さをしていました。この筋肉の作用としては股関節を曲げることなのですが、負荷をかけすぎてしまい逆に動きを妨げる結果になってしまったのだと思われます。
関節自体が硬くなることを覚え始めていたので可動域はまだ調整中ですが、痛みは早い段階で日常生活に不備がないところまで持って行けたので良かったです。

2016年05月20日 20:32更新