60代　女性　指先の痺れ

大田区在住の女性が手の指先の痺れを訴えて来院しました。
10年近く前から冬場になると指先に痺れが出ていました。毎年春先になると痺れは消えていましたが、今年は痺れがそのまま残っている状態。整形外科で手根管症候群と診断を受け、それに対する処置を受けたが改善がみられずインターネットでトリニティカイロプラクティック蒲田を見つけた。

来院時の症状

・指先は常に痺れている
・横になると多少楽にはなるが痺れは感じる
・仕事終わりなどにひどく、忙しい時は更にひどい
・首を動かしても痺れに変化なし
・手首を軽くたたくと(チネルテスト)痺れ誘発

施術後の経過

初回は手首にアプローチ。手首のトンネルを作るよう、痺れが出ないように動かした。直後は痺れが軽減。少し感じる程度まで落ち着いた。
2回目は5日後に来院。2日ほど良かったが、徐々に痺れが出てきて今は前回来院時と同じくらいまで戻ってしまった。今回からは手首に加え肘と前腕(肘から手首まで)の筋肉にもアプローチ。
4回目の来院時には痺れはほとんど感じない程度。右側に少し残っている状態。
5回目の来院時には仕事が忙しい時に少し感じる程度まで落ち着いたため、症状に対する施術は終了した。

担当　森コメント

手根管症候群とは手首にある神経や血管が通る空間(トンネル)が狭くなることで指先に痺れや痛みが出る症状です。
この方はお仕事のデスクワークで手首をそらすことを長年続けており、手首のトンネルが狭くなっていたのだと思われます。更に一年ほど前に初孫が生まれ抱きかかえたりしていた為、更に負荷がかかったため冬場を過ぎても症状が続いたと思われます。
手根管症候群をかかえながらも仕事などをしていた為、前腕や肘にまで負荷がかかり手首のみの施術では効果が続かなかったのでしょう。
現在は手の症状も診ながら全体的に施術を行いつつ間隔を広げながら来院しています。
同様の症状でお悩みの方は是非相談ください。

2011年11月24日 16:03更新