
変形性頚椎症の全貌と対処法
2025年03月25日
変形性頚椎症の全貌と対処法

変形性頚椎症は首の骨に影響を及ぼし、痛みやしびれを引き起こす疾患です。本記事では、その原因、症状、治療法、予防策について詳しく解説します。
この記事の監修者
応用理学士(医科学)
Bachelor of Applied Science(Clinical Science) -Australia-
カイロプラクティック理学士
Bachelor of Chiropractic Science -Australia-
変形性頚椎症とは
変形性頚椎症の概要
変形性頚椎症は、頚椎において骨や関節が変形し、神経に影響を及ぼす疾患です。加齢に伴い、頚椎の椎間板が変性したり、椎骨が骨棘を形成したりすることで、神経を圧迫し、様々な症状を引き起こします。この疾患は、首の痛みや手足のしびれなどの症状を特徴とし、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。本記事では、変形性頚椎症の症状、原因、治療法、予防策などについて詳しく解説していきます。
主な症状
変形性頚椎症の症状は、神経の圧迫部位や程度によって異なりますが、代表的なものとして以下のものが挙げられます。
・首の痛み
頚椎の変形によって神経が圧迫されると、首の痛みやこわばりを感じることがあります。痛みは、首を動かしたり、長時間同じ姿勢を続けたりすることで悪化することがあります。
・手のしびれ
頚椎から伸びる神経が圧迫されると、腕や手のしびれ、痛み、脱力感などが現れることがあります。しびれは、指先や手のひらに現れることが多いですが、腕全体に広がることもあります。
・頭痛、めまい、吐き気、排便障害、歩行障害など
頚椎の変形によって、後頭部や頭頂部に痛み、めまいや吐き気、運動障害などを感じる場合があります。
これらの症状は、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。症状が気になる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
原因と発症メカニズム
変形性頚椎症の発症には、加齢や生活習慣が大きく影響しています。
・加齢
加齢に伴い、頚椎の椎間板が水分を失い、弾力性が低下します。また、椎骨の骨密度も低下し、骨がもろくなります。これらの変化によって、頚椎が変形しやすくなります。
・生活習慣
長時間同じ姿勢での作業や、猫背などの姿勢不良は、頚椎への負担を増大させます。また、運動不足や肥満も、頚椎の変形を促進する要因となります。
・外傷
頚椎への外傷も、変形性頚椎症の発症リスクを高めます。交通事故やスポーツ中の怪我などが原因となることがあります。
・遺伝
変形性頚椎症には、遺伝的な要因も関与していると考えられています。
これらの要因が複合的に作用することで、変形性頚椎症が発症すると考えられています。
治療法とリハビリテーション
保存療法の選択肢
変形性頚椎症の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。軽症の場合には、保存療法が選択されます。保存療法には、以下の方法があります。
・薬物療法
痛みや炎症を抑えるために、鎮痛剤や消炎剤が処方されます。神経の圧迫を軽減するために、神経ブロック注射を行うこともあります。
・理学療法
筋肉の柔軟性を高め、姿勢を改善することで、頚椎への負担を軽減します。ストレッチや運動療法、マッサージなどが行われます。
・装具療法
首にコルセットなどの装具を装着することで、頚椎を固定し、痛みや神経の圧迫を軽減します。
・温熱療法
温熱パッドや温浴などによって、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで、痛みや炎症を軽減します。
・電気療法
電気刺激によって、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで、痛みや炎症を軽減します。
保存療法は、症状の改善に効果的な場合が多いですが、効果が得られない場合や症状が進行している場合には、手術療法が検討されます。
手術療法の種類
変形性頚椎症の手術療法は、神経の圧迫を解消し、症状を改善することを目的として行われます。手術の種類は、変形の部位や程度、神経の圧迫状況などによって異なります。主な手術方法には、以下のものがあります。
・椎間板摘出術
変形した椎間板を摘出することで、神経の圧迫を解消します。
・椎弓形成術
椎骨の一部を切除することで、神経の圧迫を解消します。
・椎体間固定術
椎骨同士を固定することで、頚椎の不安定性を解消します。
・人工椎間板置換術
変形した椎間板を人工椎間板に置き換えることで、神経の圧迫を解消します。
手術療法は、保存療法では改善が見られない場合や、症状が進行している場合に選択されます。手術には、麻酔や入院が必要となる場合があり、リスクも伴います。手術を受けるかどうかは、医師とよく相談して決める必要があります。
リハビリテーションの役割
変形性頚椎症の治療において、リハビリテーションは重要な役割を果たします。リハビリテーションは、手術後だけでなく、保存療法でも行われます。リハビリテーションの目的は、以下の通りです。
・症状の改善
痛みや痺れなどの症状を軽減します。
・機能の回復
手足の動きや日常生活動作の改善を図ります。
・再発予防
適切な姿勢や運動方法を習得することで、変形性頚椎症の再発を予防します。
リハビリテーションでは、ストレッチや運動療法、マッサージなどが行われます。これらの方法によって、筋肉の柔軟性を高め、姿勢を改善し、頚椎への負担を軽減することで、症状の改善や機能の回復を促します。また、日常生活における注意点や、適切な運動方法などを指導することで、再発予防にも役立ちます。
日常生活でできる予防策
姿勢改善とエクササイズ
変形性頚椎症は、予防することが重要です。日常生活でできる予防策には、以下のものがあります。
・正しい姿勢を意識する
猫背や長時間同じ姿勢で作業することは、頚椎への負担が多くなってしまいます。正しい姿勢を意識してこまめに休憩を取りましょう。
・運動
ウォーキングやエクササイズなどの軽い運動でよいので身体を動かす習慣をつけましょう。
・重い荷物を持つ際の注意
片手で持つようなことはせず、両手でしっかりと持ち、首や腰に負担をかけないようにしましょう。
・長時間のスマホ
スマホの使用は時間が経つにつれ首が前へ行き、姿勢が崩れて頚椎や椎間板へかかる負担が増えてしまいます。可能な限り顔を上げて、正面で見ることを心掛けてください。
・デスクワーク時の姿勢
デスクワークをする際は、背筋を伸ばした状態で肩の力を抜いて座るようにしましょう。
また、長時間同じ姿勢は避け、定期的に立ち上がって少し歩くなどしてから作業を再開するようにしましょう。
変形性頚椎症のまとめ
総括と今後の対策
変形性頚椎症は、加齢や生活習慣によって発症する疾患です。首の痛みや手足のしびれなどの症状を引き起こし、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。治療法としては、保存療法と手術療法があり、症状の程度や原因によって適切な治療法が選択されます。
変形性頚椎症の予防には、正しい姿勢を意識したり、首のストレッチや軽い運動をしたりすることが重要です。また、スマホの使いすぎや重い荷物の持ち運びなど、首への負担を軽減するための工夫も大切です。
変形性頚椎症は、早期発見・早期治療が重要です。症状が気になる場合は、早めに医療機関を受診し、医師の指示に従って治療を行うようにしましょう。
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