70代女性　膝関節の軟骨が減っていることによる膝の痛み

膝の痛みで正座も出来なくなり、日常生活に不自由を感じる状態でしたが、施術を終えて駅の階段を2段ずつ上りたい気分に、我ながらビックリしました。

Ｑ．００１　カイロプラクティック治療を受けようと思ったきっかけは？

どこに躓いたか解らない様な所で転び、膝を打ちつけ整形外科へ行きました。レントゲンを撮って膝関節の軟骨が減り、水も溜まっていると言われて以来、転ばない様にと足元ばかり見て歩く様になり、姿勢がどんどん悪くなって、腰も真直ぐに伸ばせなくなってしましました。

転倒以来、正座も出来なくなり、日常生活に不自由を感じる状態でした。友人よりカイロプラクティックが効果がある事を聞いて、「膝の痛みが天気予報になる様な状態から抜け出したい」気持ちで、期待とやや不安を抱きながら通い始めました。

Ｑ．００２　カイロプラクティック治療を受けられた感想は？

１回目の施術を終えて駅の階段を2段ずつ上りたい気分に、我ながらビックリ。膝を前に出してのオバサン歩きが、今では腰から動く歩き方に変わり、歩幅も広がり姿勢が良くなったと言われるようになりました。

家では、歯磨きしながら、料理しながら、洗い物をしながら、膝とふくらはぎを伸ばすストレッチをしたり、壁に手を付きながら足上げ体操など、色々な指導を頂き、それを実行することで、今では正座も出来るようになりました。
今後は、太極拳の動作が素敵に出来る様になりたいです。

担当カイロプラクターから

何に躓いたのか解らない、段差の無いところで転倒した、といった高齢者の声を良く耳にします。これは、大腿四頭筋や腸腰筋の筋力低下が原因です。自分が思っている以上に足が挙がっていないので、少しの段差で躓いてしまいます。人間は、加齢と共に筋肉の量や質が低下していきます。急に低下するわけではなく、段々と低下するのでなかなか気付かないようです。

転倒して病院に行くと、「安静にして下さい」と言われます。確かに安静にしなければならない状態もありますが、Oさんの場合には、大腿四頭筋が伸びなくなっていましたし、膝関節も固まっていました。高齢者の過剰な安静は、逆に症状を悪くしてしまう事があるので注意が必要です。

固くなった筋肉を柔らかくするには、ストレッチが最適です。ただし、続けなければなりませんので、「～しながらストレッチ」を指導しています。日常生活に取り入れる事が長続きの秘訣だと思います。
私も、2年半ストレッチを続けていますが、見違えるほど体が柔らかくなりました。

2010年06月19日 11:31更新