整体 蒲田ならトリニティカイロプラクティック蒲田,整体院
来院のきっかけ
半年前から右の股関節に痛みが出始めた。
痛みが発生した原因に心当たりはないが、強いて言うならば在宅ワークのせいで運動不足だったかもしれない。
徐々に痛みは強くなっていき、今現在は右足を地面に着けると股関節に痛みが出てしまう。
来院時の症状
立位で右股関節部の深部に疼痛
右足体重にすると痛みが増す
左足体重にすると痛みは出ない
その場でもも上げ(足踏み)でさえ痛みが出てしまう
歩行や階段の昇降で痛みが増悪する
屈伸も痛みのため途中で止まってしまう
仰向けの状態で股関節を曲げる動作でも痛みが出る
右足を伸ばして長軸方向にかかとをたたく(アンビルテスト)では痛みは出ない
施術と経過
初回の施術は右股関節自体の可動性が低くなっていたので、まずは股関節の可動域を広げ、施術の効果が出やすい状態に持っていくことを心掛けた。
右足の小指に付着する筋肉にアプローチすると劇的に症状が改善された。
2回目来院時(1週間後)、前回の施術当日、翌日と翌々日の3日間は調子が良かったが、その次の日から痛みが出始めた。それ以降は一日の中で痛みが出たり出なかったり定まらない。痛みの強さは以前とあまり変わらないが、頻度が半分以下になったのでかなり楽に1週間を過ごせた。
3回目来院時(1週間後)、同じく数日は調子が良いが、再び痛みが出るようになる。
4回目来院時(1週間)、この1週間はすごく調子が良かった。屈伸をするとまだ痛みは出るが、日常生活での不自由さはほぼ感じられなかった。痛みの強さや不快感は初回来院時より9割減。
5回目来院時(2週間後)、屈伸の最後で詰まり感が出るくらい、痛みは出ない。これから電車に乗って旅行の予定。
担当 コメント
股関節の動きが作れていなかったのは周囲の筋肉の協調性が崩れているためである。
その原因として一番可能性が高かったのが体の側面を通っている筋膜の緊張だった。
筋肉単体や関節単体の問題ではなく、一定のエリアを覆っている筋膜が原因で症状を引き起こすこともある。
運動不足により筋線維やそれを覆う筋膜の柔軟性が落ちてしまうと、本来の働きができなくなり、負担はいつも同じ部位にかかるようになってしまう(今回の症例では右の側面)。
自身の関節や筋肉がきちんと正常に動かせているかを判断するのは極めて困難です。
知らず知らずのうちにパフォーマンスが落ちれしまっている可能性があるので、一度お身体のチェックをしてみるのもいいかもしれません。
ご来院お待ちしております。
来院のきっかけ
以前から腰痛を繰り返している
1~2か月前から左の腰骨の上あたり、背骨のキワあたりの腰痛が気になる
接骨院などに週一回通ってだいぶ痛みは和らいできたが、ここ数日でまた痛みがひどくなってきた。
以前はロードバイクや筋トレなど運動をしていたが、コロナ禍で運動習慣がなくなってしまった。
来院時の症状
頭と肩が前に傾いた猫背の姿勢
じっと座っているだけなら痛みはない
椅子から立ち上がる動作や立って上半身を反らす動きで腰痛が悪化
立って前屈すると腰痛が悪化。指先が床から30cm以上距離がある(いつもは指が床につく)
朝起きた後しばらく腰のハリが強い
施術と経過
股関節、骨盤、腰椎(背骨の腰の部分)の前面にある股関節屈筋群の緊張が強く股関節、骨盤、腰椎の可動域が狭い。
股関節周囲と骨盤の関節可動域を広げる施術と過緊張の筋群への運動療法を中心にケア
術後、可動域はそれほど変わらないが、動作時の腰痛は8割程度軽減
2回目来院時(5日後)動作時の痛みは軽減。1時間以上座って仕事をしていると、立ち上がるなど動作時の痛みが出てくる。
前回のケアを継続、自宅でできるセルフエクササイズ、ストレッチなどを指導
3回目来院時(2週間後)動作時の痛みなし。日常生活では痛みを感じることがあまりない。
床にあぐらの体制だとそのあと腰のハリを感じる
4回目来院時(3週間後)ほとんど腰痛のことを意識していない。仕事後などたまに違和感を感じることがあっても動かすとすぐ気にならなくなる。
5回目以降、月に1回程度の頻度で 再発防止、リフレッシュ目的でメンテナンスケアを継続中
担当 コメント
コロナ禍で運動する機会が減ったり、運動習慣がなくなってしまったというお話をよく聞きます。テレワークが進んだり、遠出するのを控えるような生活習慣になったりと、この数年で驚くほど身体を動かす機会がなくなったという人が多いでしょう。
デスクワークの方はとくに、意識して運動する習慣がないと、身体のコンディションを保つのが難しいのではないかと思います。
「運動」というとスポーツジムに通ったり、本格的なエクササイズ、筋トレなどをしなくてはいけないのではと考える方もいますが、「運動=スポーツ、筋トレ」というわけでは決してありません。
例えばラジオ体操やウォーキングでも、運動によるメリットをたくさん得ることができます。
運動のメリットには、普段使わない筋肉や骨格を動かして可動域や柔軟性を保つ(身体を「ぼぐす」)ことや、運動によって血圧や体温などが変動することで自律神経系などを刺激する、普段と違うことを行うことで脳への刺激になる、など様々なものがあります。
疲れるまで運動しなくても、筋力を増やすような激しい運動じゃなくても、毎日じゃなくても、疲れた途中でやめるでもOKです。
定期的に運動することで、腰痛や肩こりといったトラブルの予防や軽減になりますし、
体力の維持やリフレッシュにもなります。
難しく考えずにまずはラジオ体操、ウォーキングから始めてみて、
それに飽きるくらいになってきたらほかのエクササイズやスポーツなどを検討してもいいのではと思います。
<来院時の状態>
1年前くらいから股関節に違和感
半年くらい前からイスから立ち上がる時、歩き出しなどに左股関節に痛みがでる
最近はただ座っているだけでも左股関節に違和感がある。
テレワーク(在宅勤務)の時間が増えてから症状が出てきた気がする.
自宅でエクササイズなどを始めたが股関節の痛みのため、出来ない動作がある。
またエクササイズを続けていいのか不安。
整形外科を受診してレントゲンを取ってもらったが、異常なしといわれた。
痛み止めと湿布を処方されたが、あまり効果がない気がする
<術後の経過>
股関節の可動性と股関節を動かしたり支えたりする筋肉が機能低下を起こしていて、
意図したタイミングで股関節を動かすことが出来ない。
股関節だけでなく、腰椎、骨盤、膝、足首、足趾など、座っている時に動かさないことで固まっている箇所が多数あったため下半身を重点的に施術。
2回の施術でほぼ症状は無くなり、いまは1~2時間以上歩くと違和感が多少でる程度。
より長い時間、歩けるようになること、ジムなどで運動をすることを目標に月1~2回程度の施術を継続している。
<担当 コメント>
デスクワークが中心の業務の人は、もともと下半身、とくに足で体重をささえる頻度が少なくなりがちです。
コロナ禍でテレワークが増えたり、外出を控えたりしたことでさらに下半身を動かす機会がなくなることで急速に筋力や筋機能が低下していきます。
ただの運動不足、と甘く見ていると様々な症状の原因になりますので、早めに対処することが大切です。