半年前から仕事終わりにお知りに違和感が出るようになった。当時はしばらくしたら違和感は消えていたので「血行が悪くなったせいかな」と考えていた。しかし、それは翌日も続き、徐々に違和感が出る範囲が広がっているように感じた。一ヶ月が経つ頃には左脚の膝したぐらいまで違和感が出るようになっていた。
心配になり近くの整形外科へ行くと『腰椎椎間板ヘルニアだね。薬を出しておきます』と言われて薬を渡されたが、症状は改善せず。違和感だったのが今度は痺れに変わり不快感が強くなった。
今度は別の病院へ行き診てもらったが『腰椎椎間板ヘルニアだと思います。シップとお薬を出しておきますね』と言われた。こちらもやはり症状が改善することはなかった。
今では二時間も座っていたら左脚に痺れが出る状態。仕事に集中できないので何とかしてほしい。
来院時の症状
・仕事はデスクワークで椅子に座っている時間は10時間/日
・発症は半年前、最初はお尻の違和感
・徐々に症状が強くなっていた
・病院では腰椎椎間板ヘルニアの診断を受ける
・病院二つとも撮影したのはレントゲンのみ
・最近では二時間ほどで左足に痺れが出るようになり、座っていられない
・寝起きは症状は出ない、朝の方が脚が軽い
・前屈すると両方の殿部に張りができる、どちらかというと左側に方が強い
施術後の経過
初回の施術ではお尻周り、骨盤周りを集中的に施術した。
二回目は五日後、前回の施術の直後はすごい軽かったが、その二日後に長距離を歩くことがあった。疲労で症状が戻った感じ。
三回目は一週間後、だいぶ良い。多少は出ているものの以前よりはるかに軽減している。
六回目来院時には二週間間隔を空けたとしても症状のぶり返しはなかった。別にスポーツをしていて手首を痛めてしまったのでこちらを診てほしい。
現在、一ヶ月に一度のペースでメンテナンス中
担当 コメント
この方の症状はお尻の筋肉が硬くなってしまったことにより梨状筋という坐骨神経と非常にかかわりが深い筋肉に影響を出していたということが一番の原因でした。梨状筋の筋バランスを整えてあげるのと同時に、そこに負担のかからないように動かせる関節の可動性を取り戻させてあげる必要がありました。骨盤の関節をしっかりと矯正し、編に負担のかからない座り方を指導させていただきました。座り方とストレッチと、患者さん自身が改善に前向きで、しっかりと取り組んでくれたことが早期改善につながったと思われます。