整体 蒲田ならトリニティカイロプラクティック蒲田,整体院
来院のきっかけ
以前から腰痛を繰り返している
1~2か月前から左の腰骨の上あたり、背骨のキワあたりの腰痛が気になる
接骨院などに週一回通ってだいぶ痛みは和らいできたが、ここ数日でまた痛みがひどくなってきた。
以前はロードバイクや筋トレなど運動をしていたが、コロナ禍で運動習慣がなくなってしまった。
来院時の症状
頭と肩が前に傾いた猫背の姿勢
じっと座っているだけなら痛みはない
椅子から立ち上がる動作や立って上半身を反らす動きで腰痛が悪化
立って前屈すると腰痛が悪化。指先が床から30cm以上距離がある(いつもは指が床につく)
朝起きた後しばらく腰のハリが強い
施術と経過
股関節、骨盤、腰椎(背骨の腰の部分)の前面にある股関節屈筋群の緊張が強く股関節、骨盤、腰椎の可動域が狭い。
股関節周囲と骨盤の関節可動域を広げる施術と過緊張の筋群への運動療法を中心にケア
術後、可動域はそれほど変わらないが、動作時の腰痛は8割程度軽減
2回目来院時(5日後)動作時の痛みは軽減。1時間以上座って仕事をしていると、立ち上がるなど動作時の痛みが出てくる。
前回のケアを継続、自宅でできるセルフエクササイズ、ストレッチなどを指導
3回目来院時(2週間後)動作時の痛みなし。日常生活では痛みを感じることがあまりない。
床にあぐらの体制だとそのあと腰のハリを感じる
4回目来院時(3週間後)ほとんど腰痛のことを意識していない。仕事後などたまに違和感を感じることがあっても動かすとすぐ気にならなくなる。
5回目以降、月に1回程度の頻度で 再発防止、リフレッシュ目的でメンテナンスケアを継続中
担当 コメント
コロナ禍で運動する機会が減ったり、運動習慣がなくなってしまったというお話をよく聞きます。テレワークが進んだり、遠出するのを控えるような生活習慣になったりと、この数年で驚くほど身体を動かす機会がなくなったという人が多いでしょう。
デスクワークの方はとくに、意識して運動する習慣がないと、身体のコンディションを保つのが難しいのではないかと思います。
「運動」というとスポーツジムに通ったり、本格的なエクササイズ、筋トレなどをしなくてはいけないのではと考える方もいますが、「運動=スポーツ、筋トレ」というわけでは決してありません。
例えばラジオ体操やウォーキングでも、運動によるメリットをたくさん得ることができます。
運動のメリットには、普段使わない筋肉や骨格を動かして可動域や柔軟性を保つ(身体を「ぼぐす」)ことや、運動によって血圧や体温などが変動することで自律神経系などを刺激する、普段と違うことを行うことで脳への刺激になる、など様々なものがあります。
疲れるまで運動しなくても、筋力を増やすような激しい運動じゃなくても、毎日じゃなくても、疲れた途中でやめるでもOKです。
定期的に運動することで、腰痛や肩こりといったトラブルの予防や軽減になりますし、
体力の維持やリフレッシュにもなります。
難しく考えずにまずはラジオ体操、ウォーキングから始めてみて、
それに飽きるくらいになってきたらほかのエクササイズやスポーツなどを検討してもいいのではと思います。