三ヶ月ほど前から頭より上のものを取ろうと手を挙げていると、数秒で小指側にしびれを感じ始めるようになった。三十秒も上げていると正座の後のような痺れに変わり、おろしてもしばらく症状が続く。病院でレントゲンを撮ってもらうと「首の骨の間が狭くなっていますね。おそらく頸椎椎間板ヘルニアでしょう」と言われた。牽引とシップを処方されたが良くならず。知人の紹介でトリニティカイロプラクティック蒲田店に来院した。
来院時の症状
・右腕の外転150度から症状が出始める
・猫背にして行うと楽
・逆に背筋を伸ばして行うと症状がより強くなる
施術後の経過
初回の施術は胸周り、肩の仮設の動きの再教育を目的に行いました。お仕事がデスクワークとのことでしたので、仕事終わりに胸のストレッチをしていただくようにお願いした。
二回目は三日後、右腕を180度まで持っていくと症状が出始める。症状のうちょさは弱くなっている。
三回目は一週間後、症状は出ていない。
現在、三週間に一度のペースで来院中
担当 コメント
今回のケースは胸のところにある小胸筋という筋肉が必要以上に緊張して起こっていました。この筋肉のすぐ下を腕に行く神経や血管が通るため、硬くなりすぎるとそれらを圧迫して、腕に痺れや痛みを出してしまいます。
デスクワークなどで腕を前に出していると硬くなってしまう筋肉ですので日頃からのストレッチが重要になってきます。
この筋肉は肩こりにも影響を及ぼす筋肉ですのでしっかりと緩める習慣をつけておきましょう。