一ヶ月ほど前に左肩に痛みが出た。動かせないほどのものではなかったが、気になり整形外科へ。そこでは「レントゲンでは異常はありません。筋肉の痛みでしょう」と言われシップと筋弛緩剤をもらった。しかし、状態はなかなか改善せずに、痛みは徐々に強くなっていったので今度は接骨院へ行った。そこでは電気治療をしてもらうが、同じく改善が見られなかった。
一週間前から痛みが本格的になり左手は肩よりも上へ上げることができなくなった。再度、整形外科を受診すると「四十肩ですね」と言われ、同じくシップと筋弛緩剤を処方された。生活や仕事に不備が出始めたので何とかしないといけないと思い自分の周辺の人に訊いて回っているとTRINITYカイロプラクティック蒲田を紹介された。
来院時の症状
・左腕はどの方向へも30度ほどしか上げられない
・背骨を伸展させないと左腕を屈曲90度のところまで持っていけない
・炎症はない
・側臥位はどちらも左肩が痛くなる
・睡眠は仰向けでしか寝られない
・寝起きには肩が重だるい
施術後の経過
初回来院時の段階で肩に炎症は見られなかったので急性期は通り過ぎ、万世紀に入っているのだなと思われました。動きに制限をかけている筋肉に対ししっかりとアプローチしていきました。
二回目は翌日、可動域は眼に見えて改善、とまではいかないが、寝起きの重だるさは軽減。動きもスムーズになった。
三回目も翌日、可動域が上がった。最終可動域まで近づけると腕がプルプルし始めるが痛みはほとんど感じない。少し動かしづらいだけ。
四回目は三日後、結構改善が見られた。動きも滑らかで痛みもほとんど感じないとのこと。
現在、二週間に一度のペースで来院中
担当 コメント
この方の症状はお医者さんがおっしゃっていたように四十肩でしょう。肩の安定性を保っている回旋腱板(ローテーターカフ)が著しく硬くなっていました。そのため、肩を上手に支えることができなくなっていたので、肩の異常が発生したのだと思います。
やはり、日常生活やお仕事で肩よりも上へ腕を上げる機会がなかったことが肩周りの筋肉の異常を引き起こしていたんだと思われます。施術後はしっかりとストレッチをしてくれていたのと、間隔を詰めて来院してくださったことが早期改善につながったのだと思います。