2年ほど前から2ヶ月に1度ぐらいのペースで頻繁にぎっくり腰になる。発症から1~3日ほどは痛みが強すぎてあまり動くことはできないが、徐々に落ち着いてくるので普通の生活に戻れる。でもまた2ヶ月ほど経つと動けなくなるほどの痛みが出る。整形外科へ行くが『レントゲンでは異常ありません。筋肉の問題でしょう』と言って湿布しか処方してくれません。
来院時の症状
・来院時はそこまでひどくない状態
・立位体前屈が60度ぐらいで腰痛が出始める
・腸腰筋筋力検査4/5
・腰椎前腕減少
・仕事はデスクワーク
・出張が多く、飛行機や新幹線など座っての移動が多い
施術後の経過
初回の施術は骨盤周りを中心に行った。施術後は立ち方が変化しいつも感じている主だるさはないとのこと。立位体前屈は80度まで行き、腸腰筋の筋力検査は5/5。
五回目来院時には二週間空けても腰痛は現れず、いい状態で過ごせた。
七回目来院時には一ヶ月間隔を空けても腰痛は出ていない。初回から数えて、都合四ヶ月経つがぎっくり腰は出ていない。
現在、一ヶ月に一度のペースで来院中
担当 コメント
今回のケースは、座りっぱなしの姿勢のせいで腰椎が本来ほど前側にカーブしていないことが腰に負担を強める原因となっていました。いわゆる腰が丸くなっているという状態ですね。腰が丸くなることで前側の筋肉は十分に力を発揮することができなくなり、後ろ側の筋肉にかかる負担が増えてしまうのです。
今回のような症状は、しっかりと前後左右で筋肉のバランスを整えて、背骨の動きをつけてあげるときちんと改善します。
座りっぱなしの姿勢が多い方、一度ご相談ください。
5~6年ほど前に腰椎椎間板ヘルニアを発症し、手術を行った。手術後は痛みが出ることもなく快適に過ごせていた。数年前に妊娠、出産を経てから少しずつ右足に違和感を感じるようになってきた。最近仕事にも復帰してイスに座っている機会も増えてきたせいか、ヘルニアを患っていた時と同じような症状を感じるようになってきた。
数日前に右太もも裏に激痛が現れ歩くのもしんどいような状態に。
インターネットで調べて来院した。
来院時の症状
・右足太もも裏に痛みのような痺れのような症状が出ている
・座っていると症状が強くなる、歩いている方が楽
・顔を洗うような動作や靴下をはくような動作で痛みが出る
・体重をかけると症状がひどくなる
施術後の経過
初回の施術後から足回りの重だるさは改善された。施術直後は前屈も大丈夫だったが、翌々日には再び症状がぶり返してしまったとのことだった。
五回目の施術の頃には二週間間隔を空けたとしても症状がぶり返すようなことはなくなった。
現在は二ヶ月に一度のペースでメンテナンス中
担当 コメント
今回のケースはお尻の筋肉が硬くなりすぎて脚の方今で症状が広がってしまった症例でした。以前手術をしたヘルニアとは一見関係ないように思われますが、ヘルニアを発症したことによって身体に変な癖がついてしまう事があります。今回のケースもおそらくは仕事や日常生活の変化による負担が再度同じ場所に集中してしまったことによって引き起こされた下肢痛だと思われます。