整体 蒲田ならトリニティカイロプラクティック蒲田,整体院
来院のきっかけ
夏前くらいから何となく腰痛があったが、冷房のせいか会社で仕事をしていると腰痛と股関節の痛みがひどくなってきた。
症状がひどくなると近所の指圧、マッサージなどに行ってその時は楽になっていた。
最近はずっと座っているとそのあと歩きだすときに股関節が痛む。
だんだん股関節より下の太もも、ふくらはぎまで痛みが出てきた。
これ以上悪化するのではと不安になってきている。
来院時の症状
長時間の座位や寝起きなどに腰全体の痛みとこわばり
デスクワークだが、午後~夕方くらいにかけて腰痛が悪化してくるため仕事に集中できない。
椅子から立ち上がる動作で腰が伸びない感じ、その後の歩き出しの際に右の股関節と下肢に痛みが出る
しばらく歩いていると、少しマシになるが、痛みがゼロにはならない。
ゴルフは一応できるが、途中で動けなくなるのではと不安がある。
日常生活で座位姿勢が多いためか、
股関節や下部腰椎の伸展、回旋の可動制限と動きの不安定さがみられる
また下肢や股関節を支持する筋力の低下と可動域の制限がある
施術と経過
下半身、特に股関節、骨盤と体幹(胴体)の動作・安定性の連動が取れていないため
下肢から体幹にかけての筋群と関節への施術を中心に行う
日常生活では、機会を見つけてなるべく歩くこと、長時間の座位を避けて1時間に1度は立ち上がって身体をうごかすことなどを勧めた。
3回目までの施術で椅子から立つ動作や、寝起きの痛みはほぼなくなった。
5回目までの施術で歩行時の違和感や痛みもほとんど感じない。
現在は、ゴルフをした翌日などに少し臀部にハリ・違和感を感じる程度。
以降月1回程度の来院でメンテナンスを継続している。
担当 コメント
腰痛や股関節の痛みは、デスクワークなど座位の姿勢が多い人によく見られる症状です。
座っている姿勢は、身体に負担が少なく楽なイメージを持っている方も多いですが、決してそうではありません。
立っているときや歩いているときに比べて、長時間座っているときは逆に腰や背中の負担は増えてしまいます。
立っているときは下半身全体の骨格や筋力を使って上半身を支えることができるのに対し、座っているときは骨盤より下の下半身の骨格や筋力が使えないため、腰や背中の筋肉が頑張って身体を支える必要が出てくるからです。
長時間の座位が習慣的に続くと、下半身の筋力は低下し、腰や背中の負担は慢性的に増えるため、座っていても、立ち上がっても腰に痛みが出ることになります。
慢性的になっている腰痛は、関節や筋への施術だけでなく、運動療法や姿勢の指導などを含めた計画的な施術が必要です。
なかなか治らない腰痛や股関節の痛みでお悩みの際はぜひご相談ください。