
左膝に水が溜まり、曲げ伸ばしが出来ない 60代女性
カテゴリ:膝の痛み
大田区在住の女性が左膝の痛みを訴えて来院した。半年前から、膝に水が溜まるようになり、腫れがひどくなると病院で水を抜いてもらっている。時々、血も混ざっている。1か月に一度程度で済んでいたものが、1,2週間で腫れるようになり、今日は歩くのもつらくなり、しばらく病院に行けないので、少しでもなんとかしたいと思い、来院された。
来院時の症状
・左膝の腫れはそこまでひどくないが、45度以上曲げられない。
・痛みが強く、足を引きずって歩いている。
・腫れる場所は膝の関節ではなく、膝のお皿の上あたりから内側。
施術後の経過
1回目 膝の炎症が起こっていると考えられるため、炎症の軽減と痛みを抑える目的で超音波を使用。触る痛みや、動きが少し回復した後、股関節と足関節の問題が膝の負荷を増やしている様子だったので、可動性や膝を支える筋肉のバランスを取り戻していくようケアしていきました。
膝もかなり曲がるようになったので、膝に負担をかけないで体を支えられるよう、筋肉のエクササイズをした後は、腫れは残りますが歩行も楽になりました。
2回目
一度、整形外科で水を抜いた後でした。今後は水が溜まりにくい膝の使い方を取り戻す必要があります。足関節から股関節までの全体の働きと、足に体重を分散する骨盤、腰、上半身まで崩れた体のバランスや使い方を改善させていきました。
その後、2週間の間に3回のケアで膝に痛みを感じることはかなり減り、さらに1ヶ月経過して水が溜まることも起こっていません。
担当 コメント
膝に水が溜まるのは関節の中で損傷が起こっていたり、膝の周りの滑液包という保護する部位に負荷がかかっていることが考えられますが、いずれにしても炎症が起こっています。
体重を支える場所なので、体を使っている限りはなかなか休ませられない部位ですので、回復が長引くことも多いです。しかし長期間に渡って、水が溜まり続けるのは、負担が必要以上にかかり過ぎている事があります。膝だけでなく、足関節、股関節はもちろん腰の状態が悪くても膝への負担が増えます。
この方の場合は、身体の姿勢や使い方の悪さ、バランスの崩れが膝の回復を遅らせていました。年齢のせいかと諦めていたところもあったようですが、加齢の問題ではありませんでした。同じように長くお悩みの方は膝だけに問題があるわけではないことがあります。 ただ、水が溜まってしまっていたら整形外科で抜いてもらうのが一番早いです。カイロプラクティックのケアをどういうタイミングで受ければ良いのか、分からない事も多いと思います。
是非、お気軽にご相談ください。
2015年10月30日 13:06更新
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