13歳男性 オスグッド病と診断された膝の痛み
カテゴリ:膝の痛み
中学生でサッカーをやっている。3ヶ月前から運動時に左膝の痛みを感じるようになり、その後右膝も同様の痛みが出てくるようになった。整形外科を受診したところ、オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)と診断された。特に積極的な治療はせず、シップを処方され様子を見るように言われた。
来院時の症状
イスから立つ時、ジャンプするとき、地べたに座る、走るなどの動作で両膝に痛みがでる。 屈伸や階段の上り下りで傷みがでる。 じっとしているときは痛みはない。 左のほうが痛みが強い。
施術後の経過
初回:施術後、ジャンプ、地べたに座る動作での痛みは消失。屈伸の動作は左のみやや痛みがでる。セルフケアとして大腿のストレッチ等を指導。体育以外の運動をしばらく控えるように伝えた。
2回目(1週間後):階段では痛みが出ない。屈伸や走るときはやはり痛い。
3回目(2週間後):テスト前でしばらく部活が休みだったのだがこのころから部活を再開、サッカーをやった後はやはり痛みが戻ってしまった。
4回目(3週間後):屈伸時、左膝のみ痛み誘発
5回目(4週間後):痛みの度合いは下がっている。体育で跳び箱の着地のときで痛みが出た
6回目(6週間後):部活中は痛みを忘れている程度。部活後にだんだん痛みが気になってくる程度。屈伸では痛みを誘発
7回目(8週間後):屈伸では痛みが出るが、前よりは良い。
8回目(初回から約2ヶ月):膝の痛みはだいぶ良い。ボールを蹴る時股関節の前面が痛みでる。
担当 小川コメント
オスグッド病は成長期に見られる膝痛の原因のひとつです。
脛骨粗面という脛の骨の一部で成長軟骨の剥離、遊離が起こり、膝の曲げ伸ばしやジャンプなど膝に力学的負荷がかかるときに痛みがでます。
痛みを抑えるには膝にかかる力学的負荷を減らすことが重要で、今回のケースでは大腿四頭筋などの股関節屈筋群や膝蓋骨、膝蓋靭帯などへの処置を中心に行いました。またストレッチなどのセルフケアを積極的にやるように支持し、初回からしばらくは運動を控えるようにしてもらいました。結果として1ヶ月強でほぼ症状がでなくなり、運動にも支障がない状態に改善しました。現在は基本的にセルフケアのみで、気になる症状がでたらその都度きてもらうようにしています。
2012年02月12日 16:45更新
膝の痛みに関連する症状
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