首の痛みを放置していたら腕にまで　40代男性

一年程前から頚が痛くなり始めた。
過去にも同じような首の痛みを経験しており、病院では「肩こりから来るものでしょう」と言われ放置していたら痛みは消失した。
今回も同じものだろうと放置していたら、先月辺りから症状が強くなり始めた。こり解消には運動が良いという情報から先日プールに泳ぎに。その際外耳炎になってしまった。
現在は外耳炎は落ち着いているが、それ以来、首周りが強くなり右腕にまで広がった。
仕事にも日常生活にも支障をきたすようになってきたので、何とかならないかとインターネットで検索。TRINITYカイロプラクティック蒲田を見つけた。

来院時の症状

・一日十時間PC作業
・座っていても、立っていても首周りに重だるい痛みがある
・PC作業、バイクの運転で症状が顕著に出る
　　数秒で腕にしびれを感じ始める
・右肩を下にして寝ると痛い
・整形外科でレントゲンを撮影、「椎間板ヘルニアではない」と言われた。
　「首の4/5の関節に変形が見られる」といわれた

施術後の経過

　初回の施術は肩周り――特に肩を安定させている筋肉に対しアプローチを行っていきました。肩甲骨と肋骨の間での動きにも制限が見られたのでそちらもアプローチ。他の筋肉よりも一際硬くなっていた胸の筋肉のストレッチを処方しました。
　二回目は二日後、前回の施術当日は症状は落ち着いていた。しかし、翌日目が覚めると症状が再発。それでも腕の症状は以前よりも弱くなっていた。首の重だるさに関してはあまり変化していなかった。前回の施術に加え、首周りの施術を行った。
　三回目は一週間後、まだ症状は残っているが、以前よりずいぶん楽。
特定の姿勢――PCキーボード、バイク――で強めの痛みが走る。
　四回目も一週間後、以前と比べるとはるかに良い。ただ、症状の出る部位が若干変わった。受診前の良などうしようもない痛みは出ていない。
　五回目も一週間後、ほぼ痛みは出ない。ほんの少しだけ親指にしびれ。ストレッチで消失するくらいの弱さ。

現在、症状が落ち着きメンテナンスに移行

担当　コメント

腕にしびれが出ていると首のヘルニアを心配する人が多いですが、この症例のように筋肉が硬くなりすぎて発症する腕のしびれもあります。
PC作業姿勢やバイク運転姿勢で腕を前に出していたことにより、胸の筋肉が硬くなり過ぎていたことが原因ですね。患者さんご自身でもストレッチを熱心に取り組んでくれていたので早期に改善できたのだと思われます。

2017年01月10日 17:39更新