四十肩・五十肩と言われた。60代男性

大田区在住の男性が肩の痛みを訴えて来院。半年前から痛みが始まり、病院にかかったところ五十肩と言われ、治療を継続していた。ある程度痛みは収まってきたが、改善の速度が鈍ってきたため、他の方法をとりいれようと考えカイロプラクティックを受けてみようと考えた。

来院時の症状

・外転で手を挙げると耳の近くまで挙がるが痛みが出る。
・遠くのものを取るなど手を伸ばす動作で痛み。
・手で作業をしていてねじる動作で強い痛み

施術後の経過

1回目
改善に時間のかかる関節の拘縮という組織の変化は小さく、筋肉の硬さや使い方のアンバランスが目立ちました。半年の間に使えない場所・出来ない動きがあり、その機能性を取りもどすことに集中しました。痛みは残りますが、動きがスムーズになり、可動範囲も広がりました。
2回目
同様のケアを続け、効果を高めるため超音波を使い、長い間に筋肉が硬くなってしまった場所の回復を促し、少しずつ運動療法を取り入れていきました。
3回目
肩周りだけでなく腰、首周りとの関わりも考慮し体全体の使い方を改善できるようにしていきました。
1週間に1回のペースで現在、5回目のケアで痛みはほぼ消失。時折、不意な動作で痛みが出るので体の使い方を回復できるようにケアを継続中です。

担当　コメント

四十肩・五十肩というのは肩を動かした時、特に挙上した時に痛みが出ることの総称なので
問題は人によってまったく違います。この症状は時間の経過と共に痛みが消えていくことが多いですが、長い方で2年くらい続くこともまれではありません。しかも痛みが消えても肩の可動域が回復していないこともあり、体のバランスは崩れたままのことがあります。この方は症状としては軽い方でしたので、改善も早かったですが、肩は最も使用する部位なので、疲労の蓄積などで問題が複雑になってしまうことも多くあります。早くケアすれば、それだけ改善は早まります。是非、お早めにご相談ください。

2013年02月06日 10:48更新