50代男性　急にでた腕の痺れ

大田区在住の50代男性が右腕の痺れを訴えて来院。右腕が全体的に痺れているが、特に上腕外側、前腕後面、拇指･示指間が強く感じる。ひどい時は腕を水平に上げられないほど力が入らなくなる。仕事(PC作業)に支障が出始めたため、当院を来院した。

来院時の症状

・右の肩甲骨の可動性は低下しており、周囲の筋肉に過剰な緊張がみられた
・仕事中の姿勢は背中が丸まっており、キーボードは腕を伸ばして使用している
・以前から肩甲骨の内側に痛みが出ていたが、すぐ治まっていた
・お風呂に入ると少し楽になる

施術後の経過

初回の施術は肩と腕に対し行なった。上腕の筋肉の緩和と肩甲骨の可動性をつけることを集中的に行った。施術直後、腕の痺れも治まり肩も楽になった。
二回目は四日後。昨日から徐々に戻りはじめ、来院した日には初回とほぼ同じになっていた。今回は前回の施術に加え、肘・手首にもアプローチ。
三回目は一週間後。肩も腕も初回来院時よりも半減。仕事に支障はほぼ無くなった。
四回目はさらに一週間後。肩まわりは調子が良く手のしびれも落ち着いてきた。
現在、二週間に一度の間隔で継続的に施術を行っている。

担当　森コメント

今回のケースは肩こりがひどくなって腕の筋肉にかかる負担が増え、肩甲骨周囲・上腕にある筋肉が収縮しすぎて起こったものと考えられます。この方は身体が大きく、背が高いため屈(かが)んで生活することが多かったことが原因と考えられます。慢性的な肩こりはひどくなると四十肩にもなりかねません。
肩こりはあるがひどくないから．．．ではなく、症状がひどくなる前に肩こりを良くしていきましょう。

2012年02月27日 20:06更新