引っ越し後の腰の痺れ　40代男性

 2、3日前に引っ越しをした際に重たいものを持ち上げてから右の腰に痺れを感じるようになった。椅子に座ると症状が出る。一度症状が出ると2～3時間は続く。1～2時間座り続けているとその日はずっと症状が続く。

来院時の症状

・猫背
・椅子に座った瞬間に痺れを感じる
・前屈や腰を反らしたりしても痺れは誘発されない
・デスクワーク　一日九時間

施術後の経過

・初回の施術は骨盤周りに集中してアプローチし、骨盤の矯正も行った。
・一週間後の二回目来院時には痺れはほとんど感じなくなっていた。逆に腰の痛みを少し感じるようになった。前回の身体の状態に比べ腰の筋肉に張りが出来ていた。それが腰痛の原因と考えられたので腰中心にアプローチ。
・三回目は二週間経っても痺れ誘発なし。三時間ぐらい座っていると少し腰痛を感じる。

現在は一ヶ月に一度のメンテナンス中

担当　コメント

今回のケースは長時間のデスクワークで骨盤の機能が低下し、周りの筋肉にアンバランスが出来たことによって発生した痺れだと考えられました。初回の施術で骨盤の機能、周囲の筋肉のアンバランスは解消できましたが、今までの身体の状態からバランスが急激に変わったことによって腰の筋肉がびっくりしてしまい腰痛が出始めたんだと考えられます。
自分ではいい姿勢で座れていると思っても実際にはそうでない、もしくは知らず知らずのうちに崩れていることはよくあります。第三者の視点から自分の身体の状態を知っておくのも健康のためには必要です。

2014年08月19日 18:16更新