ぎっくり腰　40代女性

 5日前の夕方から少し腰痛を感じた。骨盤ベルトを巻くと痛みが減ったので、ベルトを巻いたまま日常生活を行った。2日後の朝、起き上がることが出来ないほどの痛みに襲われ、救急車で病院に運ばれた。痛み止めの注射をうってもらったが変わらず。

来院時の症状

・少しでも腰を動かすと刺す様な痛みが出る
・寝返り、起き上がり、立ち上がるときに痛む
・歩幅を狭くして歩いている
・壁伝いでないと怖くて歩けない

施術後の経過

初回はお腹の筋肉を中心に緩めていきました。終わった時は大抵の動きが行えるほど痛みがひいていた。歩行も壁を伝わなくても行えるほど好くなっていた。
二回目は翌日、歩行も普通に行えるようになっており、寝返り、立ち上がりでの痛みはないとのこと。寝ている状態から起き上がる動作はまだ痛みが出る。
四回目に来る頃には腰痛は消失していた。

現在、月に一度のメンテナンスを行っている。

担当　コメント

お腹のところから触れる腸腰筋というインナーマッスルが硬くなりすぎて機能しなくなっていたことが、今回のぎっくり腰を起こした原因と考えられました。この筋肉は硬くなりやすく、腰痛にものすごく関わっています。この患者さんはそれが顕著でした。始めは少し押すだけでも痛みが強かったので、筋肉の反射などを利用して緩めていきました。
腰痛の原因が後ろ側の筋肉だけの問題とは限りません。
腰痛がよくならない人は一度来院してみてください。

2013年07月12日 13:28更新