右足に痺れを伴うぎっくり腰　40代男性

引っ越しを行った次の月に急に腰が痛くなった。ぎっくり腰自体は一年に一度ぐらいのペースで経験しているが、今回の痛みは少し違う感じがする。

ぎっくり腰発症直後は全く動けず、1～2日安静にしていた。痛みが減り始め、歩けるようにはなったが右足に痺れが出た状態から一向に良くならない。

・体を横に倒したり、捻ったりするのは大丈夫
・腰を曲げたり、伸ばしたりしようとすると痛みが出てできない
・腰は前に曲げるよりも後ろに反らした方がきつい
・起床時が一番痛みが強く、1～2時間すると3割位楽になる

施術後の経過

初回は股関節や足の筋肉に対してアプローチを行いました。立った時の感覚は楽になり、曲げたり反らしたりもスムーズにできるようになった。
二回目は三日後、徐々に戻り始めたが、施術を受けてから症状が少し弱くなった。今回は前回の施術に加え、腰と骨盤の境目、膝・足首にアプローチ。
三回目は一週間後、日によって痛みに波が出るようになった。二割の日もあれば五割の日もある。ただ、以前よりは明らかに楽になり始めた。
五回目、朝起きても痛み感じない日ができ始めた。
六回目、寝起きや歩行では痛み出なくなった。長時間歩いて座ると腰痛を感じる。
七回目、もうほとんど痛み感じていない。

担当　コメント

今回のケースは骨盤周りが異常に硬くなっていたことが原因でした。前の月に引っ越しをしたことで筋肉の使い方や関節の動き方にエラーが出たんだと思います。それがひどくなり、慢性化し、今回のような症状が出たと考えられます。
慢性化していたので体がいい状態でキープできるまでに時間がかかりましたが、しっかりとアプローチしていけば体の癖は改善できます。
みなさんも身体の不調を感じているときは相談ください。

2015年11月20日 15:26更新