今朝、椅子から立ち上がってぎっくり腰に　40代女性

今朝、椅子から立ち上がろうとした瞬間にズドンッと重たい感じが腰にきた。
その時より痛みは落ち着いているが、まだ歩いたり、捻ったりするとつらい。
20年前に病院で『疲労性ぎっくり腰』と診断を受けた。以後、何度か繰り返している。

ずっと昔から肩こりを感じており、頭痛になり、ひどい時は嘔吐することもある。

来院時の症状

・デスクワーク（8時間/日）
・右肩下がり、左足重心
・反り腰
・いつもうつ伏せで寝ている（仰向けで寝ると腰痛が出る）
・3～4か月前に階段で転んで尾骨を骨折

施術後の経過

初回の施術は歩き方、立ち方から調べて、股関節に問題があると狙いをつけて施術を行いました。股関節の可動性を向上させた後は、立っているだけなら痛みが出ない状態にはなりました。が、歩いたり屈んだりするとまだ腰痛が出てしまう状態。次にお尻の筋肉に対してアプローチ。かなり楽になり、来た時とは別人のように軽快な足取りで帰宅されました。
二回目は二日後、かなりいい状態だが体を横に倒すと痛みが出る。同じように股関節に可動性をつける施術と肋骨に対してアプローチを行った。施術後は全く痛みなし。
三回目は十日後、あれから腰痛は出ていない。今は肩こりが気になる

現在、三週間に一度のペースで全身メンテナンス中

担当　コメント

今回のケースは腰回り、股関節周りに負担がかかりすぎたことによって可動域が低下し、ぎっくり腰を起こしたケースだと思われます。20年も前から同じような症状を繰り返していたみたいなので、体に癖づいてしまていたのでしょう。安静にしたり、腰回りの筋肉だけ緩めただけではぎっくり腰は再発する可能性が高くなります。
ぎっくり腰を再発したくない方は身体の状態を確かめにいらしてください。

2015年11月13日 12:00更新