慢性的な腰痛　30代女性

学生時代からの慢性的な腰痛。朝の起床後や、仕事で長時間座っていると徐々に痛みがひどくなる。また、歩いているときに股関節がずれるような感覚がたまにある。以前から整体や、マッサージなどに通っていたが、あまり改善が見られない。ストレッチや体操などはあまりやったことがない。

来院時の症状

左臀部、左右の腰仙部（骨盤の上、ベルトのあたりの高さ）に重だるいような痛み
座っているとつらい
歩いているときに左股関節が引っかかるような、ずれるような感覚がある
腰が落ちて背中が曲がった猫背のような姿勢
体を前屈したあと、戻すときに腰仙部に違和感がある

施術後の経過

体全体の伸展（反らす動き）の可動域とその機能がさがっていることが症状につながっていると考えて施術をすすめました。体幹の屈曲／伸展の可動性、安定性を取り戻す施術を行いました。初回、２回目までの施術で日常生活で腰部、臀部の痛みを感じることはなくなったとのこと。セルフケアとして職場や家で短時間でできるエクササイズ、ストレッチを導入してもらっています。

担当　コメント

慢性的な体の痛みや辛さは、それ自体がストレスになり仕事の効率を落としてしまったり、日常生活の楽しさを半減させる原因になります。慢性的な症状は日常生活の環境や生活スタイル、仕事の負荷などに影響されていることがほとんどですので、放置していると良くなるどころかちょっとしたきっかけで重症化するケースもあります。適切な処置をして痛みや症状を慢性化させないことが、大きなトラブルの予防にもなります。

2016年02月24日 13:03更新