首を動かすと起こる突き刺すような腕の痛み　30代男性　

東京都在住。3～4年前に頸椎椎間板ヘルニアを発症。腕に痛みが出て、整形外科に通い痛みは感じなくなっていたが、3ヶ月ほど前から再び痛みが現れる。同じ整形に通うが変化が現れない。首を動かすとズキッと右腕に痛みが走り、その後ジンジンした痛みに襲われる。ひどい時には頭痛も重なり仕事に集中できない。

来院時の症状

・首周り(特に前側)の筋肉に過緊張がみられる
・肩甲骨周りの筋肉(ローテーターカフ)に圧痛
・朝より日中のほうが症状がひどい
・咳、くしゃみなどで症状は誘発されない
・首が回せない

施術後の経過

初回は既往も考慮に入れ、首には触れず右肩のみのアプローチ。
三日後、腕の症状は2割減。腕自体は軽くなった感じ。前回の施術に加え超音波を使用。
一週間後、肩甲骨周りや腕への症状は9割減少した。腕が楽になったせいか、今は首が気になる。
二週間後、首も腕も気にならない。
現在、一ヶ月に一度のペースでメンテナンス

担当　森コメント

この患者さんは頸椎椎間板ヘルニアの既往をもつ方でしたが、今回の症状はそれとは関係は無さそうな感じでした。肩を動かす習慣がないために、肩周りの筋肉の伸縮性がなくなって今回のような痛みが出たと思われます。放っておくと四十肩・五十肩のように腕を上げられなくなってしまいます。
肩に違和感を感じた方は是非相談してみてください。

2013年01月14日 16:30更新