30代　男性　寝ている時、寝起きの腰痛

以前から慢性的に腰痛があったが、2週間前から寝ているときも腰が痛くなってきた。腰の中央あたりに張るような痛みが持続的に出る。寝起きは腰が張るような感じがする。少し動かすとマシになるが、夕方以降、仕事が終わるくらいの時間になると耐えられないくらい腰が張ってきて辛い。放っておけば改善するかと思っていたが、徐々に悪化しているように感じ不安になってきた。

来院時の症状

普通に立っているだけだとそれほど腰は痛くない。
イスから立ち上がると　腰部中央に鈍痛
からだを前かがみにすると腰痛が増す。
仰向けに寝ると腰痛で辛い。膝を立てると少し楽になる。
明らかな円背。

施術後の経過

初回：腰部、股関節周囲の可動性と安定性を中心に施術。術後、動作時の腰痛は消失。日常での負荷を軽減させるため、股関節周囲のストレッチを指示
2回目（7日後）：初回のような腰痛は消失。以前からある慢性の腰痛が出てきた。
3回目（14日後）：ほぼ症状なし。腰痛のメンテナンスを含めて全身的な施術に移行。
4回目（21日後）：腰痛の再発はない。来院間隔を2週間に1回にあけながらメンテナンスに移行する。
現在も継続して来院中

担当　小川コメント

いつかよくなるだろう、と思って症状を放置しておくと、些細なきっかけで悪化してしまうことがあります。慢性の症状は日常生活のなにげない習慣や職業的な姿勢負荷などによって生じることが多いです（デスクワークなら座っている姿勢やその継続時間など）。痛み止めをつかったり湿布を貼ったりただマッサージをしたりでは、根本的な解決になりません。だましだまし過ごしたり放置して悪化するのを待つよりも、早期に対処して快適な日常生活を過ごせるようになりましょう。

2012年01月23日 18:41更新