ぎっくり腰の後に残る腰痛　20代男性

昨年の夏ごろにぎっくり腰を発症。安静にしていたら落ち着いたがそれ以降、疲れてくると腰痛が出るようになった。普段の生活の中では大丈夫だが、重いものを持ったり疲れが溜まってきたりすると腰部全体に重く鈍い痛みが広がる。またなんとなく腰が安定していないような違和感がある。

仕事で高いところに上ったり、重いものをもったりすることが多いため、早く直して安全に仕事を出来るようにしたい。

来院時の症状

可動域は正常
閉眼片足立ちテスト　右のみ要請
腸腰筋　右のみ収縮時腰に違和感を誘発
右股関節屈筋群と左殿筋群、ハムストリングが亢進傾向

施術後の経過

初回の施術で腰痛の腰部の不安定感、違和感は解消　2回目以降も再発なし。仕事での筋疲労などのコンディショニングのために継続して来院中

担当　コメント

ぎっくり腰など強い痛みが生じた場合、身体は痛みを軽減するために特徴的な姿勢をとることがあります。これを逃避姿勢といいます。逃避姿勢は短期的には痛みを軽減するために非常に有効ですが、急性期を過ぎた後もそれの癖が残ってしまうと身体の動きのアンバランスにつながり慢性的な痛みや違和感の原因にもなります。身体の癖はほうっておいても変わるものではありませんので、背骨を始めとした骨格へのアプローチや積極的なセルフケアが必要になります。慢性的な症状でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

2014年04月11日 15:17更新