20代男性　痺れるような腰痛

大田区在住の男性が腰痛を訴え来院。約一週間前に激しい運動をし、その後腰が痛くなった。元々腰痛持ちではあったが、ここまでひどくなったのは初めて。座っていても、立っていても重たい腰痛が残る。中腰や立ち上がり、不意の動作の時に痺れのような痛みが腰に走る。日が経つにつれ痛みは減少しているが、日常生活にも支障が出ているので早く何とかしないといけないと思った時に、インターネットでTRINITYカイロプラクティック蒲田を見つけた。

来院時の症状

・腰痛は常にある(重たい痛み)
・中腰や不意の動作などで腰一帯が痺れる
・腰の前弯の減少
・腰部の伸展(腰を反らせるような動作)では可動性が無く、痛みも伴う
・椎間板に負荷をかける検査(バルサルバ、SLRなど)では症状は誘発されない

施術後の経過

初回はお腹とお尻の筋肉と、腰椎の可動性をつけることを目的に施術を行った。
患者さんがアジャストメント(矯正)を嫌がったのでゆっくりと関節を動かしていくモビリゼーションという方法で行った。
二回目は一週間後、腰痛は半減。腰の可動性も大幅にアップした。
四回目の来院時には腰痛もほとんど無く、不意の動作や中腰での痺れも消失していた。

現在、三週間に一度のペースでメンテナンスをしている。

担当　森コメント

今回のケースは腰椎の可動性が減少していたことが腰痛の主な原因で、お尻の筋肉が過緊張を起こしていたことが、痺れのような腰痛を出していたと思われます。
このような症状をトリガーポイント(関連痛)といい、筋肉が硬くなりすぎると他の部位に痛みや痺れを出すといったものです。トリガーポイントは一日、二日で出来るものではありません。日々の負担が積もりに積もって起こる症状ですので、普段の習慣や姿勢を気を付けることで十分予防できます。
姿勢が悪いと、今症状が出ていなくても今後、出てくる可能性は高いです。
症状は出ていないが姿勢が気になっている人、是非お越しください。

2012年03月08日 16:15更新