20代男性　寝ているときの腰痛

ここ１週間ぐらい前から寝ている時に腰痛を感じ始めた。特に思い当たる原因はない。
痛みのせいですぐに寝付けず、寝返りのときも痛みを伴うので何とかしたいとの事で来院。
同時期に、同じような症状がイスに長時間座っていると出るようになった。

来院時の症状

・腰の前屈や後屈で痛みは出ない。
・背骨の生理的弯曲の減少
・肩や首が正常の位置よりも前に出ている

施術後の経過

初回の施術では生理的弯曲(首-前弯、胸-後弯、腰-前弯)を形成するよな方向にアプローチし、腰や肩周りのストレッチを処方。初回の施術後、３日ほど寝ているときの違和感は消失したが、その後徐々に現れてきた。イスに長時間座ったときの腰痛は感じなくなった。
２回目の施術は前回の施術に加え、範囲を広げ足の関節にもアプローチ。
３回目の来院時、主訴は感じなくなったとのこと。全身へアプローチし、腰のアクティブケアを処方し、メンテナンスに移行。
現在３週の間隔を空けて施術を行なっている。

担当　森コメント

今回のケースは不良姿勢により背骨の生理的弯曲が失われ、腰の筋肉が異状な緊張状態となっており、横になったときに筋肉が伸ばされ痛みを出していたと思われます。
不良姿勢は筋肉に必要以上の負荷をかけ、肩こりや腰痛を引き起こします。
マッサージで背中の筋肉を緩めても根本的な問題が解消されていないのでぶり返してしまいます。みなさんも根本的な改善を目指していきましょう。

2011年07月15日 17:09更新