群発性頭痛は男性に多いタイプの頭痛で、激しい痛みが出ることが特徴です。このタイプ の頭痛の原因はいまだ不明な点が多く、病院などでも対症療法しかない状態です。 特徴的な痛みの出方としては、眼の奥に刺すような痛みやこめかみに同じような激痛が起 こるという場合が多いようです。

血管の拍動に合わせたズキンズキンとした頭痛でもあり、眼の奥にある内頚動脈という部分が腫れることがわかっています。 原因に未だ不明な点が多い為、治療や施術方法も確立されていないのが現状です。 頭痛の程度に個人差はあるものの、年に１～２回、1～数ヶ月持続するような頭痛が数時間 持続する場合が多く、日常生活を通常通り行うのも困難になる場合があります。

このタイプの頭痛に対する有効な治療手段が無い為、カイロプラクティックに於も効果が出る場合もあれば何も変化が無い場合もあります。 TRINITYカイロプラクティックでは筋肉および骨格の柔軟性を回復させ力学的に頚椎や肩などにかかる負荷を取り除き日常生活を過ごしやすい身体にしていく事によって自律神経に波が出にくいようにしていき、結果的にこのような症状が出現しにくく出来るのではないかと考えています。

主な原因 ： 目の回り付近に耐え難い激痛が現れる。症状がある側から涙がこぼれる。発作時は激痛のため、何も出来ない。群発性頭痛の90％は男性にみられる
悪化要因 ： 姿勢の変化・気候の変化・ストレス・疲労・飲酒・喫煙
軽減要因 ： エルゴタミンやスマトリプタン系の薬を発作予想前に服薬する。(薬効が働いている間は良い) 痛みの特徴：激痛を伴う拍動痛(ズキズキ)・目の奥の痛み・刺し込むような痛みなど
カイロプラクティックでは ： 神経刺激をしやすいと考えられる関節に対する矯正・周囲の筋群の柔軟性を改善させ頚椎および脳へ分布する神経刺激の軽減など

筋緊張型頭痛とは筋肉が文字通り緊張することによって起こってしまう頭痛です。首の筋肉を貫いて後頭部の感覚を支配している神経(大後頭神経)があるのですが、この神経が、肩から首や首から後頭部に付着する筋肉の緊張によって圧迫を受けてしまうことによって刺激を受け、後頭部へ広がるような頭痛として感じられるようになるのが筋緊張型頭痛といわれる主な原因です。

筋緊張型頭痛では、まず肩コリや首のコリから始まり、その状態が慢性化することによって後頭部へ分布する神経も影響を受けやすくなり、コリの症状が出ると頭痛を感じるようになる。という訴え方をされる方がほとんどです。

薬等では痛みを軽減させる事が可能である場合は多いのですが、根本的な改善に至る事は少なく、根本的には首や肩の筋肉の緊張を取り除き後頭部に分布する神経への刺激をなくしていく必要があります。
このタイプの頭痛を訴える方は慢性的に首や肩の緊張状態が、頭痛を感じる感じないに関係なく存在している場合が多く、改善させていかなければならない事がほとんどです。

カイロプラクティックでは肩部および頚部に付着する筋肉の緊張を緩め、頚椎や胸椎の可動性を改善させることによって付着する筋肉が緊張しにくくなるようにしていきます。

主な原因 ： 不良姿勢・生活習慣・首の弯曲減少または消失・精神的および肉体的な緊張
悪化要因 ： 不良姿勢・仕事の内容(デスクワーク等長時間同じ姿勢の維持)・精神的な負担・不眠
軽減要因 ： 姿勢の改善・適度な運動・ストレッチ・温熱療法(お風呂に浸かる等)
痛みの特徴 ： 張るような痛み・鈍痛・ジワジワした痛み・ピリピリ痺れるような痛み
カイロプラクティックでは ： 首/肩甲骨筋群を緩める・筋肉の付着する関節調整・ストレッチおよびその指導・姿勢の指導など

頭痛と一言でいっても、いろいろな種類の頭痛があります。脳腫瘍やクモ膜下出血など、重篤な疾患が原因となり、痛みが尋常なものでない頭痛であった り、偏頭痛・緊張性頭痛・頚椎原性頭痛など日常生活で頻繁に見られる頭痛など様々です。ここでは、 TRINTIYカイロプラクティックに来院している患者さんの症状をはじめ代表的な頭痛について簡単に紹介させていただきたいと思います。