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前腕の筋肉の緊張によって起こる手の痺れ・痛み(円回内筋症候群)
肘や前腕の筋肉が緊張することで腕や手に痺れを起こすものが円回内筋症候群です。
頸椎から腕や手に分布する神経は肘の前側で円回内筋という筋肉の下を通過します。この筋肉が過剰に緊張すると正中神経という神経を圧迫してしまい、腕や手の痺れを出してしまう原因になります。
症状は筋肉の緊張によって起こる事が多いため、夕方以降仕事などで疲労してくる時間帯に感じやすくなる傾向があります。また朝起きたときなどは比較的楽な状態で、お風呂などでゆっくり温めてあげることでも症状がやわらぐ傾向にあります。
肘や前腕に持続的な負荷がかかっている状態が続くと関節や筋肉に過剰に負担がかかり、このような症状を起こすことになります。
鞄や荷物を前腕に引っかけて持つことや、デスクワーク、手首や肘への反復動作など日常的な動作で症状が悪化することがあります。
主な原因 : 慢性的な筋肉のコリ・反復動作、鞄を腕にかける など
悪化要因 : 長時間のデスクワーク・鞄を腕にかける、 など
軽減要因 : 肘・腕を温める・軽い運動・ストレッチ など
痛みの特徴 : 前腕から手のひらにかけてジワーッと広がる痛み・鈍痛・しびれ感
カイロプラクティックでは : 関節の動きの改善、緊張した筋肉の緩和、ストレッチ、日常動作の指導など