筋緊張型頭痛の原因と対処

筋緊張型頭痛とは筋肉が文字通り緊張することによって起こってしまう頭痛です。首の筋肉を貫いて後頭部の感覚を支配している神経(大後頭神経)があるのですが、この神経が、肩から首や首から後頭部に付着する筋肉の緊張によって圧迫を受けてしまうことによって刺激を受け、後頭部へ広がるような頭痛として感じられるようになるのが筋緊張型頭痛といわれる主な原因です。

筋緊張型頭痛では、まず肩コリや首のコリから始まり、その状態が慢性化することによって後頭部へ分布する神経も影響を受けやすくなり、コリの症状が出ると頭痛を感じるようになる。という訴え方をされる方がほとんどです。

薬等では痛みを軽減させる事が可能である場合は多いのですが、根本的な改善に至る事は少なく、根本的には首や肩の筋肉の緊張を取り除き後頭部に分布する神経への刺激をなくしていく必要があります。
このタイプの頭痛を訴える方は慢性的に首や肩の緊張状態が、頭痛を感じる感じないに関係なく存在している場合が多く、改善させていかなければならない事がほとんどです。

カイロプラクティックでは肩部および頚部に付着する筋肉の緊張を緩め、頚椎や胸椎の可動性を改善させることによって付着する筋肉が緊張しにくくなるようにしていきます。

主な原因 ： 不良姿勢・生活習慣・首の弯曲減少または消失・精神的および肉体的な緊張
悪化要因 ： 不良姿勢・仕事の内容(デスクワーク等長時間同じ姿勢の維持)・精神的な負担・不眠
軽減要因 ： 姿勢の改善・適度な運動・ストレッチ・温熱療法(お風呂に浸かる等)
痛みの特徴 ： 張るような痛み・鈍痛・ジワジワした痛み・ピリピリ痺れるような痛み
カイロプラクティックでは ： 首/肩甲骨筋群を緩める・筋肉の付着する関節調整・ストレッチおよびその指導・姿勢の指導など