

胸郭出口症候群 (TOS:thoracic outlet syndrome)の原因と対処
カテゴリ:肩こり・首の痛み腕の痛みや痺れ
胸郭出口症候群の症状、原因、治療法を徹底解説
胸郭出口症候群とは?その概要と種類
胸郭出口症候群の基本的な定義
胸郭出口症候群は「胸郭出口」と呼ばれる、斜角筋から鎖骨、鎖骨と第一肋骨の間、小胸筋周囲からなる首から肩にかけての空間において、神経や血管が圧迫されて様々な症状を引き起こす症候群です。
この圧迫は、腕や肩、首に痛み、痺れ、だるさなどの不快感をもたらし、日常生活に支障をきたすことがあります。
胸郭出口症候群の種類とそれぞれの特徴
胸郭出口症候群は、圧迫される場所によって大きく3つの種類に分類されます。
それぞれ斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群と呼ばれ、症状や原因が若干異なります。
胸郭出口症候群のリスク要因
これらの要因を理解し、日常生活で対策を講じることで、発症のリスクを減らすことができます。
主なリスク要因としては、
姿勢の悪さ、長時間の同一姿勢、特定のスポーツや職業、外傷などが挙げられます。
猫背や前かがみの姿勢は、首や肩の筋肉に負担をかけ、胸郭出口を狭める原因となります。
デスクワークやスマートフォンの長時間使用は、姿勢が悪くなりがちなので注意が必要です。
また重いものを持ち上げる作業や、腕を酷使するスポーツも胸郭出口に負担をかけます。
野球や水泳などの特定のスポーツは、特にリスクが高いとされています。
交通事故や転倒による首や肩への外傷も、胸郭出口症候群の原因となることがあります。
これらのリスク要因を認識し、日頃から姿勢に気をつけたり適度な運動やストレッチを取り入れたりすることが胸郭出口症候群の発症の予防には大切です。
胸郭出口症候群の主な症状
神経圧迫による症状
血管圧迫による症状
その他の症状
トリニティカイロプラクティックでのアプローチ
カイロプラクティックでは症状のある部位だけではなく、身体全体の動きや機能のバランスを考慮にいれて施術を行います。
胸郭出口症候群のかたは、首が前に出た猫背や巻き肩になっている場合も多く、その場合は不良姿勢の原因となっている場所を含めた施術を行います。
また胸郭出口周囲の構造に対しても筋膜の癒着をリリースしたり、関節のモビリゼーションなどで可動域を取り戻したりといった直接的なアプローチを含みます。
施術はその人の症状の状態に合わせて行います。
当院では例えば肩こりコース、筋膜リリースコース、歪み矯正コース、といった固定の施術内容のメニューはありません。
なぜならお身体の状態や症状の原因は皆さま一人ひとり異なるもので、同じ人であってもその日によって必要なアプローチ、施術内容が異なるからです。
我々は様々は施術アプローチを組み合わせてその人にあった施術を提供しています。
腕の痛みや痺れに関する症例報告
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