背骨の歪み・側彎症

在宅勤務中に起こった背中の痛み　20代女性【背骨の歪み・側彎症の症例】

主訴

昨日、家でパソコン作業をしている途中、背中にコリを感じ伸びをした瞬間にピキッと背中が固まってしまった

ここ最近オンライン会議が多く、緊張している状態が多かった

来院時の状態

歩行は可能だが、前屈や後屈、側屈や回旋は少し動かしただけで痛みが出る

特に前屈が顕著に痛い

少し大きめに呼吸するだけでも痛い

痛みの部位は左右の肩甲骨の間

痛みが出ている部位は少し熱感あり

両手を万歳すると動作での痛みは無くなる

施術と経過

施術は痛みの出ている部位には触れず、肩甲骨の可動性や腹筋・背筋の柔軟性をつけるように行った

施術後は呼吸は楽にできるが、身体の動作ではまだ痛みが残る

後日来院時に話を聞いたところ、3日ほどは痛みが続いたらしいが、その後は問題なく動かせるようになったとのこと

担当コメント

発症が前日という事なので来院時はまだ急性期であった

肩甲骨の動きが悪かったことが間の組織に負担をかけていたと思われる

仕事環境が十分でない在宅勤務で猫背の状態で長時間座っていたことによって、肩甲骨や肋骨の可動性の低下、背中周りの筋肉の柔軟性の低下が今回の損傷を引き起こしたと思われる

家で仕事をする際に、負担のかかる姿勢で作業をしている人は、定期的に身体を動かすように心がけましょう

2021年10月20日 16:19更新　カテゴリ：背骨の歪み・側彎症

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